くろーず VS「アイドル」
※注意
・この記事の執筆者は普段から「アイドルアレルギー」を自称しており、「アイドル」と聞くだけでなんとなく抵抗を覚える病気に罹患しています。アイドル及びアイドルファンに対する攻撃的意思は一切ありませんが、僕がなんとなく発した言葉で気分を害する人が居ないとも言い切れないので、もし心配な方はブラウザバック推奨です。
・今回はとことん真面目な記事です。僕のいつものキレッキレのギャグを期待している方もブラウザバック推奨です。次回にご期待ください。
アイドルが苦手だ。
嫌いというわけではない。
単に苦手なだけだ。それも消極的に。
カメラ目線という手法は積極的に苦手だし寺田心は嫌いだけど、アイドルに対する「苦手」はそこまで強い熱量を持たない。
あえて避けては通らないが、こちらから近づくこともない。
ブックオフで寺田心の声が聞こえたら喚きながら耳を塞いでしゃがみ込むが、AKBやら乃木坂やらの曲が流れても別にどうということもない。
そもそもアイドルの曲は苦手ではない。太鼓の達人ではたまにデレステの曲を遊ぶし、先日のカラオケでは「エージェント夜を往く」を熱唱した。(化石って言われた)
もちろん特定のアイドルグループや個人に対して思うところがあるわけでもない。
強いていうなら、そう、「アイドル」という概念。あるいはその「在り方」が苦手だ。
……いや、違うかもしれない。アイドルそのものが苦手なのではない。
アイドルのファンになることが、不特定多数の中のひとりになることが怖いのだ。
そもそもアイドルに対する「好き」の感情がどういうものなのかよくわからない。
例えば僕はポルノグラフィティと三木眞一郎が好きだけど、彼らと握手したいかと言われたら別にそんなことない。
アイドルが集める好感情というのは、アイドル以外の音楽グループやタレントのそれとはおそらく異なる。
そもそも「偶像(アイドル)」と言うからにはその本質は疑似恋愛なのだろうか?
アイドルの歌詞を覗いてみると「好き」とか「君」とかいう単語のオンパレードだ。
あえて意地の悪い見方をすれば、「君が好き」と歌っているアイドルは別に曲を聞いている僕のことを好きじゃない。握手会に行っても、別にアイドルは僕と握手したくてしてくれるわけじゃない。
演技というか、まさに正しい意味での「偶像」なんだろうけど。
アイドルファンの心理は想像するしかないが、もし仮に疑似恋愛説が合っているとして、ほとんどのファンは「わかって」やっているに違いない。当たり前だけど。
でも多分僕はそれが出来ない。なりきれないというか、世界観に入りきれない。
ポルノグラフィティもラブソングを歌うけど、これは流石に疑似恋愛とは違うだろう。歌詞に詩的に感動したり、自分の状況に置き換えて聞き入ったり。わからんけど。
アイドルもそうなのか? わからん。
わからん。
けど、
食わず嫌いは人類悪のひとつだ。
もしかしたらアイドルアレルギーの謎が解けるかもしれない。
始めていきましょう。
19人。なるほど。
ソシャゲって無尽蔵にキャラが増え続けるイメージなのでこういうのは新鮮。僕が知らないだけで他にもいっぱいあるんだろうけど。
出たな283。61番目の素数。
社長登場。いい声!!!
そして何となく聞き覚え。即検索したね。
不勉強ゆえ名前にはピンと来ない。出演は……
あー、あのオカマの。いやわかんねえよ。声質真逆じゃん。
他に心当たりのあるキャラも無かったので聞き覚えについては「気のせい」ということに。
事務員さん登場。床で寝てた。
とりあえずアイドルをプロデュースして「W.I.N.G.」なるでっかい大会への出場を目指すらしい。
記念すべき初プロデュースは「櫻木真乃」ちゃん。よろしく。
プロデューサーが街を放浪していると、公園で鳩と歌っているいい感じの女の子を見つけました。
即落ち2コマ(やりたかっただけ)(だいぶ省略しました)
16。なるほど。数年前までは目上の存在だった「中高生」という生物群を気がついたらガンガン追い抜いている。もはやハルヒも士郎も球磨川も年下とか意味わかんない。もぅ無理。もうすぐオカリンも抜きます。と思ったら抜いてた。飛べよおおおおおおお
「休む」で体力管理しながら「レッスン」と「お仕事」で育成する、と。
「オーディション」でファンを増やす、と。
……情報量が増えてきた。普段クッキークリッカーしかやってないノータリンにはきついものがある。
やってたら何となくわかってきた。ダイパのコンテストみたいな感じで星を稼ぐ。そして毎ターン審査員から浴びせられる心無い言葉でメンタルを削られ、ゼロになるとリタイヤ。
言語バトルって奴か(違う)。
NPがたまると宝具が使用可能。どの審査員を狙っても全員にポイントが入る。まだよく仕様がわからんが数字だけ見ても強いのでおそらく使い🉐。
オーディションに合格するとテレビに出演し、ファンが増える。
ファン人数に応じてランクが上昇する。何か行動する度に残り週数を消費し、2ヶ月ぐらいからなるシーズンごとに設定された目標ランクを達成することが目標らしい。
チュートリアルが終わったのでもちろんガチャを引かせてもらえる。
……ほーう。
ほうほうほう。
リセマラが要りませんよ、と。運命とはなんぞや?
とは言えキャラを知らないし、かといって折角の機会を利用しないのも勿体無いので
「最高レアが出るまで」
というルールでぐるぐるしたいと思います。
9番目のコ知ってるよ! 名前読めないけど! (調べました。てんかちゃん)
ファイブカード。ポーカーなら優勝。
虹色出た! 多分最高レア。
けど「S」ってことはサポートアイドルで、プロデュースは出来ないのよね。多分。
折角なので「プロデュースできる最高レア」と邂逅するまで回します。
おっ?
デデーン。
めぐるちゃん初めまして。これからよろしく!
これにて撤退。金色のカード多いから良さげ。排出率知らないけど。
さて、一通り遊んだ感想は……と締めに入ろうと思ったけど、よく考えたらまだチュートリアルしか終わってない。ここで終えてはまたしつこく茶々丸に絡まれるに違いない。
もうちょっとだけ続くんじゃ。
ということでめぐるちゃんをプロデュースします。
既視感。ループもの?
ところでみなさんは「デジャヴ」派ですか? それとも「デジャビュ」派ですか?
僕は「デジャヴュ」派です。心底どうでもいい。
さっきのように公園で少女を捕まえるとしよう。
どうやら事前に話は通してあったらしい。
チュートリアルで学んだことを活かし、育成を進めていきます。
ふむ……オーディション難易度? 一番高いのは……なんやこれ、めっちゃファン増えるやん!!
(画面右のメンタルゲージに注目)
あああああああ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!!
無理無理無理無理無理無理無理無理!!!
避けろ! かわせ!!
堅実に、着々と行きましょう。
次のオーディションにて。
意味わかりますか?
オレンジと紫の間の白い領域でバーを止めろっていわれてるんですよ???
出来るわけねえだろ!!!!(失敗した)
とは言え難易度を下げたおかげかオーディションは無事通過。ファンが増えました。
その後も育成とオーディションを繰り返し、
Cランクに到達。
何やらイベント。少しの期間、消費体力が軽減されるらしい。
さて、今までのようにオーディション臨むわけですが、気がついたらめぐるちゃんとライバルたちの能力値がシャレにならないぐらい開いている。
どこで間違えたのか……わからんが、頑張れ! 避けろ! 目押しは任せろ!!
ぐにゃあああああああああ!!
ぐにゃああぁああぁぁぁぁぁぁ
ゲームオーヴァー、と。普通に悔しい。
プロデュースが終わるとめぐるちゃんは「フェスアイドル」になった。別モードで使うらしい。
今回はここまで。
感想としては、意外なことに普通に楽しめた。もともと育成ゲームが好き、というのもあるかもしれない。
というか最初に書いたじゃん。
「不特定多数の中のひとりになることが怖い」って。
ゲームやってて気づいたけど
俺プロデューサーじゃん。
不特定多数じゃないじゃん。
拒否反応が出なかったのはこれが理由に違いない。
もう少し続けてみようと思う。代償としてワールドフリッパーは消す。さらばだ。
あと曲もまだ全然聞き込んでないけど「なんとかのディスティネーション」から始まるやつは結構好き。誰かアルバム貸してください。
とまあ、アイドルに対する謎の抵抗が少し薄まったところで、おしまい。
長い&痛い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
ちなみに「腕前以外でスコアが変わる音ゲーアレルギー」でもあるのでデレステはまた先になりそう。プータローごめんね。