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【一応閲覧注意】エロ同人音声作品 2022総まとめ【オホ声元年】

 

 

*この記事は主に成人向け音声作品に関する内容を含みます。未成年の方、気持ち悪い文章に耐性の無い方、気持ち悪い文章に関心の無い方はブラウザバックをお願いします。お互いのために。

 

 

 

 

 

2022年はどんな年?

 

僕個人で言えば「耳舐め音声を聞いていないと就寝できなくなった年」でした!

治りますか?

 

 

 

 

 

タグとかジャンルについての厳密な統計があるわけではないので個人の所感にはなるのだが、販売数ランキングや新着作品を眺める中で明らかにムーブメントとして目に見えたのは「オホ声」の躍進である。

 

 

オホ声とは喘ぎ声・よがり声の一種である。甲高く叫ぶような嬌声とは対照的に、低く唸るような声質が特徴的なもので、ものによっては「下品な」とか「獣のような」とか形容される。ピンと来ないという人は後に紹介する作品群のサンプル音声を聞いてみよう。

 

高い嬌声が言わば「可愛い」喘ぎ声であるのに対し、オホ声は言ってしまえば「可愛くない」、中でも極端なものは「汚い」声であるのが特徴でありセールスポイントになっている。普段可憐だったり上品だったりする女の子が外聞なくよがる様のギャップに萌えたり、あるいは伝統的な高い喘ぎ声が演技的で食傷気味に感じるときにしっくり来たりするかもしれない。

 

今や一大コンテンツとなった「オホ声」であるが、数年前までは見る影すらない非常にニッチなものだった。この流行はかなり唐突に訪れ、あっという間に業界を吞み込んでいった。

 

DLsiteの成人向け同人フロアにて、音声作品に絞り「オホ声」をキーワード検索すると、今日(2022年12月31日)時点で1253作品ががヒットする。それらを販売開始の年ごとに整理すると以下のようになる。

 

2016年...1作品

2017年...1作品

2018年...2作品

2019年...15作品

2020年...46作品

2021年...62作品

2022年...1047作品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年...1047作品

 

 

 

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何かがおかしい。前年比で約16.9倍過去の全作品のうち約83.6%が2022年販売開始である。

 

 

かつてはオホ声ではなく「オ行のアヘ声」とか言われていたり、音声以外の作品形態(エロゲとかエロ漫画とか)との文化交流もあっただろうから正確な流行の経緯を知ることはタイヘン難しい。なので考察とも呼べないような推理モドキをちょっとだけ。

 

 

DLsite史上最初の「オホ声」音声作品は、2016年販売開始の「一発やる会」というサークルのものだった。

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これ以前の地球に「オホ声」があったかどうかについてはやむを得ず目を瞑るとして、DLsiteという宇宙の中に限ってはこのサークルが先駆者であることは間違いない。そして、2016年~2018年7月までに販売開始された3作品すべてが「一発やる会」のものだった。

 

2018年後半から、非常に緩やかにではあるがオホ声作品が増加傾向を見せていく。作品数が増えれば他のクリエイターの目に入る機会も増えるだろうから、上昇幅自体も大きくなっていくのもある意味当たり前である。

 

しかしそれにしても2022年は異質である。ケタが違う。

 

2022年のトレンドの鍵は2021年以前にあるに違いない。謎を探るべくとりあえずアマゾンの奥地へと向かった。

 

2020年後半~2021年販売開始のオホ声関連作品を眺めると、「2022年時点でオホ声作品を多く出すサークル」の「そのサークルで初のオホ声作品」が多いことに気づいた。

 

 

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また、オホ声が多いサークルではないが、あの大型サークル「テグラユウキ」も初のオホ声作品を出していた。

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厳密な調査ができていないのでなんとなくの予想というか「こうなんじゃないかな~」ぐらいの妄想になるけれど、僕が考えるオホ声大爆発の経緯はこんな感じだ

 

 

 

ごく少数のサークルがオホ声作品を細々と出していた

少しずつ人の目に増える機会が増え、作品数も緩やかに増加を始める

既存のサークルがサークル初のオホ声作品を出し、以降も継続して出し続けるケースが散見される

有名サークルもオホ声作品を出す

作品増加と新規参入のループに入る

あっ来る...やっべこれダメ...んごぉっ♡おほっ、んごぁっ♡うぁぁぁぁっっっ♡♡イグイグイグイグイグイグイグイグのぉぉぉっっ♡♡♡(シンギュラリティ)

 

 

こんな感じだ。たぶん。

 

 

 

 

 

 

そんな2022年、珠玉のオホ声作品たち

もちろん全部は買ってないし、買ったの全部紹介してもなんだか仕方がない(一昨年の反省)ので特におすすめなものを挙げます。 

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全肯定とか男性受けとかのあまあま幸せミッドフィルダーから突如としてオホ声エースストライカーに転向したサークル、ろんりーわん。オホ声が多いサークルの中では、比較的マイルドな風味。「甘オホ」とも。

本作品はだらしない実姉とだらしなくベタベタする「だらハメ。」シリーズの3作目。1作目がだらだら特化で終始割とスローセックス寄りだったのに対し、2作目からは若干激しくなってオホ声も全面に出してきた感じ。3作目ということで時系列的には最新ですが1作目以前の回想もあったり。

三部作全部おすすめですが、別に順番気にしなくても十全に楽しめるのでシチュエーションとか気に入ったものからどうぞ。

 

 

 

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クールな執事さんにお世話してもらったりお仕置きしたりするお話。普段は冷静沈着な低音ボイスが耐え兼ねたときのギャップが素晴らしい。しかしギャップだけでなく、平常時に超低音で耳元で囁かれるのも超強力。

ソフトからハードまで様々なプレイが完備。全部おいしく頂けるかは人によりますが、どなたでも気に入る部分は必ずあると思います。

 

 

 

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この作品は設定が秀逸で、「良家の上品なお嬢様が、主人公(許嫁)の淫語好きを知り、自分を好きになってもらうために下品な言葉や喘ぎ声を連発するようになる」というものです。文学。

喜んで貰うために淫語を駆使してぐいぐい押すのですが、根っこはマゾなのでそういったところのギャップも良い。ヒロインの性格が健気で賢者モードでも微笑ましいと思えるかも。

 

 

あと何が怖いってここまでの三作品の声優がぜんぶ柚木つばめさんであるということ。彼女はすごいですね。キャラによって声がガラッと変わるし火力も安定して高いのでイチオシです。

 

 

 

 

 

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こちらは可憐さとオホ声(&淫語)のギャップですかね。いちゃらぶ系の作品は星の数ほどあれど、本作品はその中でもかなり濃密な仕上がりとなっております。

言葉遣いとか喘ぎとかだけでなく、プレイ内容もかなり下品度が高いです。痛いとかのハード系はないけど、人を選びはするかも。好きな人は大好きでしょ。

 

あとこの作品に限らないけど、ボーナストラックで耳舐めオンリーのトラックが付いてくるのは本当にアドバンテージ。耳舐めトラックだけを集めたプレイリストをランダム順でループ再生して遊ぶんじゃよ。

 

 

 

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この「もぷもぷ実験室」も、ある日を境にオホ声狂いになったサークルのひとつ。

このサークルの特徴は、オホ声の直前に挟まれる早口。余裕を無くしていく感じが伝わり、また普段のおっとりした話し方とのギャップも生じてかなり良いものです。

 

 

 

 

 

 

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対してこの「クラウンタニシ」は販売作品すべてがオホ声メインです。五分の五。

特別感のない、日常的である意味退廃的なダウナーな雰囲気が魅力的な作品。オホ声自体は割と容赦ないのに、たまにそれを恥じらうようなシーンもあったりで、オホ声オンリーながら飽きの来ない良い構成です。

 

 

 

 

2022年、オホ声以外のキラーチューン

こちらも上と同じで全部は書きません。厳選したものをどうぞ。

 

 

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まあとにかく宇佐美ちゃんが可愛い。誘い受けってめっちゃ好きなんですけどなんで同性愛以外であんまり見ないんでしょうか。

自分からえろいことを切り出すのが嫌で、なし崩し的にそういう状況に陥りたい願望があるようで、あえて隙を晒す言動だったり挑発してみたり、当然エロい作品なんですけどなんだかエロ抜きでもめっちゃ可愛くて非常に良い気分です。

 

 

 

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作品販売ペースが早過ぎてなんだかよくわからないことになっている超大型60メートル級音声サークル、テグラユウキ。いくつか聞きましたが22年のイチオシはこれです。

えろいことを頼むと嫌々ながらやってくれて、いざやるとなったら満更でもない感じがあって、甘すぎず苦すぎず良い塩梅(エロ同人音声基準)です。

 

あと、声優・秋野かえでさんはロリとかギャルとかの明るいイメージが強いのですが、この作品ではダウナーな感じで普段と違うキャラクターが見れました。

 

 

 

 

 

 

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オホ声ほどでなないけど去年ぐらいからブームを感じるのが、「当番・係」もの。学校で男子の性処理を特定の女子が担当するような内容で、聞いてる途中で「どういうこと?」と冷静になってしまうと若干耐えられないのが難点ですが、便利な設定だからか作品数は結構多いです。

設定は割と何でもよくて、この作品の魅力はヒロインとの密着感。いきなり合体するのではなくキスだけで1トラック使っていたり、以降のプレイ内容もかなり密着感をフィーチャーしており、吐息や囁きも多めに入っていてお耳がとても幸せになります。

そして先述したボーナストラックもあり。耳舐めならぬ「耳キス」。良いものです。

 

 

 

 

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なんだか色々言ってプレゼンしようとしたけど、正直タイトルがすべてを語っていて書くべきことが思いつきません。

 

めいどはーれむ♪【総時間150分】

 

おわりw

 

 

 

メイドのハーレムに2時間半放り込まれるだけの作品です。ヒロインは3人ですがみんなキャラが立っており、また3人パートだけでなく各組合せのペアパートも完備しており至れり尽くせり。

奇をてらった飛び道具の無い、こういうベタベタな王道(王道?)がなんだかんだ良いものですね~とかなんとか。

 

 

 

 

 

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JK耳リフレ! という作品の続編というか、スピンオフというか。キャストは違うけど、同系列のお店という設定です。

なんだかんだセリフメインが多いエロ同人音声ワールドですが、このシリーズは効果音の聞こえ方にかなりこだわってます。正しく「エッチなASMR」といった感じ。

耳舐めパートだけで5パターンぐらいあり、ここをループしているだけでも非常に楽しい気分になります。

 

 

 

 

 

 

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これ聞いた日、普通に体調壊しました。タイトルの通りです。昔好きだった同級生が年上初彼氏のために僕を鬱勃起させてHの練習台にするだけの話です。

 

男性にしんどい思いをさせることだけに特化したド鬼畜サークル、シルトクレーテ。正直今回はいつもの比ではありませんでした。

 

基本設定が既にきつすぎるのはもちろん、小出しにしてくるちょっとしたセリフがいちいち魂をえぐってくる。「いつも彼氏にしてあげてる」だの「普段ゴムしてないから付けてあげるの慣れない」だの「顔近くてキスしちゃいそうだから体勢変えよ」だの。いま聞きながら書いてて非常にしんどい。

 

まあしんどいのはタイトルでわかってて、何ならサークルの特性も事前にわかってて、なんで敢えてお金払ってこの作品を買って聞いてしんどい思いをするのか。

 

しんどいのが気持ちいいからなんですよね。難儀な生き物に生まれてしまった。

 

 

 

もう3作品ぐらい書こうと思ったけどしんどくなったので終わります...

 

 

よいお年を...