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Secret × Rose 最速要約&攻略&ちょっとだけ考察

f:id:close226:20200401005102p:plain 4月1日。あいつもこいつもどこそこかしこでエイプリルフールですし、聖杯探索系RPGの方ではどんな出オチが待っているのか全裸待機でしたが、シャニマスの方は無料ガチャのことで頭がいっぱい、エイプリルフールネタなど全く警戒しておらず、慌ててもう一皮脱ぐことになった次第です。全身のヒリヒリに耐えながらこれを執筆してます。

 

 "Secret × Rose"は、選択肢で展開が変わる全年齢対象学園ADVです。どこかで聞いたことある名前の女子校で、どこかで見たことある女の子たちと、どこか覚えのある口調の新人教師が、とある事件に巻き込まれるというお話。

 普段のコミュと比べると分岐がかなり多数&複雑で、かつ物語にも謎が多く、数回プレイするだけではその全貌を把握することはできません。(でした。僕は。)

 

 というわけで、今回はこの"Secret × Rose"の攻略および考察をしていきます。

 ページ内リンクの使い方がわからないので、悪りィが、こっから先は一方通行です。

 

 以下ネタバレ注意 未プレイの方はガーキャンブラウザバック推奨

 

 

 

 また、人力かつ限りある時間での検証なので、情報に間違いや不足があるかもしれませんが、指摘があった場合は「今日が何月何日かご存知ない?」との逆ギレで反撃するので対戦よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

シナリオA「門の中にて」(前半)

 

 カウンセラーとして、新しく283女学院に勤めることになった主人公。初めて学院を訪れますが、どうやら女生徒たちに避けられているようです。

(選択肢1)

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 この選択肢はどれを選んでも、直後に出会う生徒が変化するのみで、シナリオは分岐しません。

 

 

・選択肢1で左を選んだ場合

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 主人公の大声に驚いた結華という生徒に出会います。他の生徒と違い、親しげに話をしてくれる結華。そのことについて彼女に訊ねると、

「……あー、そういうことか」

「この学院は女の子ばっかりだからね」

「男の先生なんて珍しいから、きっと戸惑ってるんだよ」

とのこと。

 

 

・選択肢1で中央を選んだ場合

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 学校に関する資料を貰っていないことに気づく主人公。カウンセラー室への行き方がわからず困っていると、めぐるという生徒が声をかけられます。

 朗らかな彼女に案内してもらえることになりましたが、主人公が新しくカウンセラーとして赴任したことを話すと、途端に様子が変わります。

め「えっ、カウンセラーの先生……!?」

主「ああ、よかったら気軽に訪ねてくれ」

め「う……うん。遊びにいくね……!」

 そういうと彼女は早々に案内を切り上げ、最後に一言だけ言い残し、足早に去っていきました。

「……先生! その……気をつけてーー!」

 

 

・選択肢1で右を選んだ場合

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 生徒たちの様子について考え込んでいると、往来の邪魔になっていることを冬優子という生徒に咎められます。新任のスクールカウンセラーであることを告げると、彼女は生徒たちの不安げな振る舞いに納得する。何も知らない主人公が説明を求めると、冬優子は学院の生徒たちに伝わるふたつの「ルール」を述べました。

「ひとつめは、男性教諭に不用意に近づかないこと」

「二つめは、終業式が終わるまで敷地の外に出ないこと」

 冬優子の去り際、主人公は思い出したように道を訪ねます。冬優子は溜息混じりながら、カウンセラー室の場所を教えてくれました。

 

 

 

 

 

・シナリオA「門の中にて」(後半)

選択肢1でどれを選んでも、シナリオA(後半)の内容に変化はありません。

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 カウンセラー室に入ると、はづきという教師が待っていました。到着が遅いので心配していたようです。生徒と話していたことを告げると、はづき先生は

「もう生徒のみなさんと仲良くなれたんですね♪」

「これから、もっと色々なお話をしてあげてください」

と、嬉しげな様子。

その後、はづき先生から仕事内容の説明がありました。

 

 

 

 

 

シナリオB「カウンセラー室にて」

 赴任から数週間が経過しましたが、その間にカウンセラー室を訪れた生徒はひとりもいませんでした。

 時間を持て余した主人公は、これからの行動に思いを巡らせます。

(選択肢2)

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・選択肢2で左を選んだ場合

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 デスクワークに一段落ついたころ、甘奈という生徒がカウンセラー室を訪ねてきました。

 話を聞くと、甜花という双子の姉のことで悩んでいるという。

「元気がないっていうとちょっと違うんだけど……」

「なんか変な感じがするんだ……」

 うまく説明できないが、どこか違和感を覚えているらしい。説明は要領を得ませんが、甘奈の真剣な表情から、主人公は彼女の話を信じることを決めます。

 甜花の様子が変わったきっかけについて訊ねると、以前甜花は授業中の居眠りが原因で「懺悔室」に連れて行かれたことがあり、それが関係しているかもしれない、とのこと。さらに甘菜は、校内新聞でも「懺悔室」の妙な噂を見かけたと言います。

 ここで主人公は……

(選択肢3「Juliet × Root」)

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選択肢3で左を選んだ場合…ユニットED「愛らしい少女たち」へ

選択肢3で右を選んだ場合…ユニットED「仲間たる少女たち」へ

 

 

 

 

 

・選択肢2で中央を選んだ場合

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 いつものように部屋で待っていると、果穂という生徒が入って来ました。麦茶を淹れて話を聞くと、消えてしまった友達を探して欲しい、とのこと。

 果穂は演劇部に入っており、今は学院の伝統である「ロミオとジュリエット」の準備をしているといいます。そんな中、部の小道具担当の生徒が突然学校に来なくなったそうです。

 主人公は果穂に、ひとつの提案をします。それは……

(選択肢4「Romeo × Root」)

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選択肢4で左を選んだ場合…ユニットED「賑やかな少女たち」へ

選択肢4で右を選んだ場合…ユニットED「仲良しの少女たち」へ

 

 

・選択肢2で右を選んだ場合

 気分転換。さて、何をしようか……

(選択肢5)

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選択肢5で左を選んだ場合…ユニットED「鋭角なる少女たち」へ

選択肢5で右を選んだ場合…シナリオC「同僚と教師と」へ

 

 

 

 

 

 

 

 

・ユニットED「愛らしい少女たち」

 

 甜花と話をしたい、というと甘奈は賛成し、教室に案内してくれます。

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甜「そ、その人は……?」

甘「安心して、甜花ちゃん。センセーはきっと大丈夫だから」

甜「う、うん…………」

 何やら不安げな甜花ですが、甘菜が改めてお互いを紹介してくれました。少し言葉を交わしたところ、少し引っ込み思案のようですが他に気になる所は特にありません。

 その後、再び甘奈とふたりになります。違和感は無かったと告げますが、甘奈はまだ納得の行かない様子。

 すると突然、甘奈は「先輩」に話を聞くことを提案します。手を引かれてやって来たのは、手芸部の部室。

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 千雪サンおいくつでしたっけ……?

 手芸部の先輩である千雪も、最近の甜花の様子には「ちょっとした違和感」を覚えていたそうです。また甘奈曰く「よく似た別の誰かになっちゃったみたい」とのこと。

 しかし、そんな話を続けていると、なんと部室に甜花が入って来ました。甘奈たちの会話も聞こえていたと言います。

 甜菜が言うには、

「あ、あのね……」

「甜花、みんなに迷惑かけてばっかりだから……」

「ちゃんとしなきゃって、がんばってみたんだけど」

「なーちゃんを心配させちゃったみたいで……」

「ごめんね……」

とのこと。甘奈も疑いを持ったことを謝り、仲直り。

 特に何をしたわけでもありませんが、主人公が話を聞いたおかげで3人の間のモヤモヤは解消したようです。

 せっかく部員が揃ったので、お茶でもどうかと千雪が提案します。すると甜花が「みんなのために何かしたい」と、自分がお茶を煎れることを申し出ました。

 出て来たのはローズティー。甜花は、はづき先生から美味しいお茶を貰っていたそうです。

 良い香りが室内に充満しますが、主人公はなぜか胸騒ぎを覚えます。

 すると、甜花が主人公の異変に気づきました。

(選択肢6)

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・選択肢6で左を選んだ場合

主「少し冷ましてからいただくよ」

甜「そっか……。でも……あとで、絶対飲んでね……!」

主「ああ、もちろんだ!」

 甘菜と千雪は、既にローズティーを美味しく味わっていました。するとそのふたりまで、ローズティーの口をつけない主人公を急かして来ます。

 冷ましてあとで飲む、と誤魔化し続けますが、三人の様子は明らかに普通ではありません。

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甘「早く飲んで……飲んでくれないなら……」

千「飲ませてあげる……熱々の……ローズティーを……たくさん……」

甜「めしあがれ……」

 

 

 

 

 

・選択肢6で中央を選んだ場合

 3人で美味しくローズティーをいただきます。香りはしっかりしており、味も飲みやすい。甘奈にクッキーを、甜花におかわりを勧められ、ローズティーの味と温もりを感じながら、主人公の意識は次第に薄れていった。

甘「えへへ……やっと捕まえた……」

甜「もう……離さない……」

千「ええ……ずっと一緒、ですよ……ふふ」

 

 

 

 

 

 

・選択肢6で右を選んだ場合

 そろそろ戻らなければならない時間だ、と告げます。三人は残念そうでしたが、また今度、と見送ってくれました。

 後日、主人公が手芸部の部室を訪れると、大崎姉妹が待っていました。ふたりとも元気そうで何よりです。甜花の様子がおかしい、というのも勘違いで良かった、と言うと、

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 ふたりとも、以前の件を全く覚えていませんでした。嘘をついたり、からかっている様子もありません。

 適当に誤魔化して、部室を後にしました。

 以来、主人公は大崎姉妹にはなんとなく近づく気になりません……。

 

 

 

 

 

 

・ユニットED「仲間たる少女たち」

 主人公は懺悔室を調べることに。校内新聞の見出しには

『恐怖! 懺悔室で行われていた拷問!?』
とあります。新聞部に話を聞きに行くことにしました。

 部室に入ると、初日の朝に出会った結華を含む、五人の生徒がいました。

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 懺悔室について訊ねますが、彼女たちも実際の懺悔室を見たことはなく、新聞の記事はあくまで噂をまとめただけだと言います。

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 生徒が出入りするのは素行不良の罰を受けるときだけで、そのときでさえ目隠しをされるそうです。

 主人公は少し迷いましたが、やがて校内を見て回るためにはづき先生から借りていたマスターキーを取り出しました。

 主人公は真相解明のため、新聞部は新聞のネタのため、6人で懺悔室に忍び込むことになりました。

 室内を調べると、恋鐘が隠し通路を発見します。奥に続いてそうですが、暗さで何も見えません。

 主人公は……

(選択肢7)

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・選択肢7で左を選んだ場合

 何があるかわからないので、主人公は先にひとりで様子を見てくることにします。何かあったら大声をだす、と言って進むと、通路の奥にさらに扉が。鍵は掛かっておらず、開けた先の部屋には机と椅子と、そして窓のところには枯れてボロボロになった薔薇の花がありました。

 すると主人公に異変が。自分の顔が、いつの間にか濡れていることにーー自分が、いつの間にか泣いていることに気づきました。

 そこで、主人公は人の気配を感じます。呼びかけましたが、返事は無く……

 

 

 後日。刷り上がった新しい新聞を持った結華が、部室に入ってきました。

 見出しは『懺悔室の失踪事件』。

 

 

 

 

・選択肢7で中央を選んだ場合

 気をつけながら、6人で調査を続けることに。

 少し進むと、奥から甘い香りが漂ってきました。

 さらに進むと扉がありました。開けて部屋に入ります。

 中には机と椅子と、錆びついた謎の道具。

 嫌な予感がした主人公は、引き返すことを提案しますが……

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 咲耶の様子が変です。「もちろん一緒だよ」と返事をしますが、他の生徒たちも次々と意味不明な言葉を紡ぎ始めました。

霧「ふふっ……そうよね」

摩「この部屋に迎えにきてくれるって……約束だったもの」

咲「ああ……嬉しい……!」

恋「今度は一緒……」

結「そう……ずっと、ずっと一緒にいるの……」

恋「あなたは……私だけの……」

 

そして最後に、扉の閉まる音。

 

 

 

 

 

・選択肢7で右を選んだ場合

 5人には待っていてもらい、その間にはづき先生を探しますが、他の用事で出ているのか見当たりません。仕方なく戻ってきたのですが、今度は5人の姿が忽然と消えていました。通路の奥まで探しても見当たりません。

 数日経っても、生徒たちが帰ってくる気配はありません。そしてあの日以来、はづき先生も姿を消してしまいました。主人公は、みんなを見つけ出す手がかりがあると信じ、古い文献を読み漁ります。

 

 

 

 

 

・ユニットED「賑やかな少女たち」

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 話を聞こうと訪れた部室は練習の真っ最中でした。姿を消した生徒は、特に悩んでいる様子もなかったそうです。

 話が劇の内容に触れると、樹里がある噂を教えてくれました。曰く、

「昔、同じような悲劇がこの学院であったらしい」

とのこと。また千代子が言うには、最近学院で失踪事件が相次いでいるそうです。謎は深まりますが、公演が近いので忙しいとのこと。その日はそこで切り上げます。

 後日、改めて部室を訪れようとすると、慌てた様子の果穂が飛び出してきました。

 話を聞くと、なんと千代子が消えてしまったといいます。

 樹里は、ある「噂」が本当ではないかと疑います。夏葉は否定しますが、千代子が消えたタイミングが主人公の来訪と近いことを指摘されると、言葉に詰まってしまいました。

 主人公は……(選択肢8)

 

 

選択肢8で左を選んだ場合

 1週間かけて学院中を調査しましたが、何の成果も得られませんでした。

 もしかしたらひょっこり戻っているかもしれない、と部室を訪れますが、部員は誰もいませんでした。そこへ、はづき先生が通りかかります。

は「先生? この教室に何かご用ですか〜?」

主「演劇部の子たちにちょっと話したいことがありまして……今日はみんな休みですか?」

は「え? ええと……」

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選択肢8で中央を選んだ場合

 樹里の言う「噂」とは「男性と親しくなると消えてしまう」というものでした。昔、学院内で恋に落ちながらも、恋愛禁止の規則のため引き裂かれた一組の男女の想いが、未だに学院に残り生徒を消して回っているのではないか、とも。

 すると突然、果穂が叫びます。外に千代子がいたと言うのです。慌てて部員たちが追いかけます。

 少し遅れて主人公も追いつきますが、なんと樹里まで消えてしまったとのこと。

主「……手分けして探そう」

 捜索を続けるうち、今度は夏葉が姿を消します。

主「もう一度……もう一度全部見て回ろう」

 消えた生徒は見つからないまま、ついには果穂がいなくなってしまいました。

 パニックになった凛世は、主人公の制止を振り切って走り出します。途方に暮れたまま校舎に入った凛世に、何者かが襲い掛かります。凛世が意識を失う直前、ようやく振り絞った言葉は

「どうして……こんなことを……う…………せん……せぇ……」

 

 

 主人公は、気がつくと校舎にいました。足元には凛世が倒れています。

(まさか、俺がやったのか……?)

(ダメだ……何も……思い出せない……)

(でもこれで……)

(彼女は……僕のものーー)

 

 

 

 

 

 

選択肢8で右を選んだ場合

  事態が事態なので警察への通報を提案しますが、なんと学院内にはネット環境どころか電話すら無く、外部への連絡が不可能でした。それなら警察署に直接行けばいいと言いますが、学院には「終業式まで外に出てはならない」との取り決めがありました。主人公もそのことは知っていましたが、そんなことを言っている場合ではない、と、止める彼女らに構わず走り出します。

 しかし不可解な現象が主人公を襲います。何度校門を走り抜けても、すぐに目の前に校門が現れるのです。どれだけ走っても校舎から出られません。やがて意識が遠のき、目の前が真っ暗になりました。

 

 

 

 

 

 

 

・ユニットED「仲良しの少女たち」

 生徒失踪の件について、自分の方でも調べてみることにします。部活に戻る果穂と入れ替わりで3人の生徒が入って来ました。

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  初日の朝道を教えてくれためぐると、その友人ふたりでした。

 彼女たちが言うには、この学院で起こる失踪は事件や家出でなく、『懺悔室のジュリエット』のせいだそうです。

 主人公は懺悔室を調べようとしますが、噂を恐る彼女たちは反対します。しかし、みんなを安心させるためだと説明すると、何もしないではいられない、と、3人もついて来てくれることになりました。

(きっと怖いだろうに……俺のために付き添ってくれるなんて……)

(ーー抱きしめたくなるなーー)

 

 懺悔室の前に来ましたが、鍵が掛かっています。職員室で鍵を探しますが、見当たりません。

 そこへ、はづき先生がやって来ました。曰く、懺悔室は普段立ち入り禁止になっており、鍵は別の場所で厳重に管理されているとのこと。落胆する主人公を見ると、はづき先生は「内緒ですよ」と言って、なんと懺悔室の鍵を取り出して渡してくれました。

 

 懺悔室に戻り、解錠。中に入ります。何があるか分からないので主人公はひとりで進もうとしますが、3人とも引き下がりません。

め「ううん、一緒に行くよ! 先生はわたしたちのために働いてくれてるんだもん!」

真「うん……っ、私たちも先生の力になりたいですっ」

灯「私もふたりと同じです。行くなら全員で行きましょう」

  主人公は……(選択肢9)

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選択肢9で左を選んだ場合 

めぐるたちの思いを受け止めながらも、生徒にケガをさせるわけにはいかない、とひとりで進みます。

中を調べていると、突然物が落ちるような音が響きました。戻ろうとしますが、ドアノブが動きません。やがて身動きさえ取れなくなります。背後に人の気配を感じます。その何者かの声を聞きながら、主人公は意識を失います。

「……す………せん……」

「…………ぎせ………………ために…………」

「…………」

「ーーごめんなさい」

 

 

 

 

 

選択肢9で中央を選んだ場合

 感動のあまり、3人を抱きしめる主人公。感謝の言葉を繰り返しながら、腕の力はどんどん強くなっていきます。

灯「せ、先生……痛いです………!」

真「は、離してください……っ」

主「いいや……離さない」

主「ーーもう離さないよ、ジュリエット」

 

 

 休み時間。生徒3人と信任教師が同時に失踪した事件について語る女子たち。噂の真偽。はづき先生の沈黙。

 

 

 

 

 

 

 

選択肢9で右を選んだ場合 

 3人の思いに感謝し、気をつけながら4人で進みます。懺悔室の中を調べましたが、特に何も見つかりません。戻ろうとすると、真乃が異変に気づきました。扉を開けて部屋に入った時は薔薇の香りがしたのに、今はしなくなったといいます。

 

 懺悔室を調べてからしばらく経ったが、失踪事件について進展は無かった。みんな不安そうにしているが、何か自分にできることはないだろうか。そんなことを考えていると、仕事の話ではづき先生に呼ばれました。返事をして、向かいます。

 

 

 

 

 

・ユニットED「鋭角なる少女たち」

 気分転換に散歩に出ると、道にうずくまっている生徒を見つけます。

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 話を聞くと、具合が悪いわけではなく、足元に咲いている薔薇を見ていたそうです。主人公も、似たような薔薇を学院のあちこちで見たことがありました。あさひが言うには、学院の薔薇は誰も世話をしていないにも関わらず一年中咲いているそうです。

 あさひと話し込んでいると、初日の朝に話をした冬優子がやって来ました。男性である主人公があさひと関わっていたことを責められます。

 冬優子と一緒に来た愛依と言う生徒がフォローを入れてくれました。

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 事情を説明し、冬優子の許しを得たところで、授業が始まる時刻に。生徒たちは教室に向かい、主人公も校舎に戻ります。

 夕方、昼と同じ場所に行ってみると、またしてもあさひと出会いました。昼と同じように薔薇を見ていたのですが、あさひはおかしなことを言います。

「先生、先生! これ、今、生えて来たっすよ!」

 信じられずに薔薇を見る主人公。するとあさひは「触っちゃダメ」と警告する。「学園の大事な薔薇を傷つけちゃいけないよな」と返すと「そういうことじゃないっすけど……」とのこと

 すると、冬優子が鬼の形相で飛んでくる。あさひと話していたことを責められるが、冬優子の足元に、先ほどまで無かった薔薇が咲いていました。

 不可解な現象に、主人公は……(選択肢10)

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選択肢10で左を選んだ場合 

 歴史的発見を動画に収めるため、カメラを取って来る主人公。薔薇の場所に戻ると、3人の姿はありませんでした。飽きて帰ってしまったのでしょうか。仕方なく自分だけで撮影を開始します。

 足下を見ると、さっきまで無かった薔薇が1本、2本ーー3本……。

 

 

 

 

 

 

 

選択肢10で中央を選んだ場合 

 あさひには悪いが、どうしても薔薇が気になる主人公。試しにひとつ摘んでみる。

 すると3人が自分を見る目がおかしい。不思議に思って視線を落とすと、足元が真っ赤になっていた。薔薇の花が溶け、水たまりのようになっている。

 あさひが急いで他の先生を呼んできた。すると冬優子の様子までおかしい。冬優子は笑いながら、

「咲いた……咲いたわよ……綺麗な……薔薇……」

 

 

 

 

 

選択肢10で右を選んだ場合 

 嫌な予感を信じ、今日見たことを忘れることにする4人。

 数日後、あさひと朝の挨拶を交わす主人公。他愛のない話で盛り上がっていると、あさひがまた新しく咲いた薔薇に気づく。

 主人公も気がかりではあるが、一度決めたこと。忘れるようにあさひに念押しし、仕事に取り組むのであった。

 

 

 

 

 

シナリオC「同僚の教師と」

 気分転換に掃除をすることにします。考え事をしながら埃を拭いていると、はづき先生が遊びに来ました。いつの間にか昼休みになっていたようです。はづき先生は美味しいお茶を持って来たと言います。お言葉に甘えて淹れてもらうことにしました。

 ふと、はづきさんが質問します。

「ちなみに、先生はお好きなお茶とかありますか?」

 答えは……(選択肢11)

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選択肢10で左を選んだ場合 

 ほうじ茶が好きと答えると、はづき先生は嬉しそうに答える。持って来たのはほうじ茶だったそうだ。

 はづき先生が淹れてくれた美味しいほうじ茶で一息つき、午後の仕事に向けて気合いを入れるのだった。

 

 

 

 

選択肢10で右を選んだ場合

 ローズティーが好きと答えると、はづき先生は嬉しそうに答える。持って来たのはローズティーだったそうだ。それも「とっておき」の。

 淹れてもれったローズティーを前にする。良い香りだと伝えると、はづき先生はまた「とっておき」を強調する。

 味も良い。美味しいが、口をつけた途端にめまいに襲われる。視界に入るはづき先生の申し訳なさそうな顔。

「本当にすみません、先生……」

「でも、先生も悪いんですよ〜? せっかく思い留まっていたのに……」

 そして悪戯っぽい笑顔で、

「『ローズティー』なんて言われたら、実行せざるを得ないじゃないですか」

「では、ゆっくりとーー」

「ーーお休みなさい、先生」

 

 

 

 頭痛と共に目を覚ます主人公。

(まっくらだ、今、何時……?)

(ここはどこだ……?)

(俺は……)

(俺って誰だ……?)

(僕…………そうだ、僕の……)

(ジュリエット……)

 

(選択肢12「Secret × Root」)

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イルミネーションスターズを選んだ場合……シークレット「Secret × Besties」へ

アンティーカを選んだ場合……シークレット「Secret × Company」へ

放課後クライマックスガールズを選んだ場合……シークレット「Secret × Full power」へ

アルストロメリアを選んだ場合……シークレット「Secret × Fragrance」へ

ストレイライトを選んだ場合……シークレット「Secret × Not round」へ

 

 

 

 どれを選んでも、その中でさらにひとりの名前を選び、以下に進みます。

 

女「『ーーああ、約束だ』」

女「『必ず、君を迎えに行くよ』」

女「『窓辺に薔薇を一輪、置いておいて』」

女「『僕はそれを目印にーー……』」

女「…………」

男「君……は……」

女「あぁ……やっと逢えた……この時を、ずっと待ちわびていたの……」

男「あぁ……僕もだよ……この瞬間が来るのを、なんども夢見ていた……」

女「……ねぇ、どうして私を置いていってしまったの?」

男「そんな、先に行ってしまったのは君の方で……」

女「あなたのいない人生なんて、私にはなんの価値もない……ーーわかるでしょう?」

男「…………」

男女「ふふっ……」

男「……僕たちはずっと勘違いしていたのかもしれないな」

女「ええ……でも、それも今日まで……」

女「これからの時間はずっとずっと……」

男「ああ、共に彼方へと行こう……」

女「はい……あなたと一緒に……」

 

 

 

・シークレットED「窓辺にて」

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何かを見届けた様子のはづき先生 

「これで……きっともう、誰も犠牲にならずに済みます」

「先生……本当に……ごめんなさい……」

「ありがとう……」

 

 

 女生徒の噂話。新しいカウンセラーの先生が学院に来るといいます。前任者の男の先生が、また行方不明になって戻ってこなかったからです。

 思えば、その先生の失踪以降は生徒が消えたという話を聞きません。

 そこを通りかかるはづき先生。

 質問する女生徒

「ーーそういえば先生、どうして薔薇、なくなってしまったんですか?」

 知らない、とだけ返すはづき先生。

 別れの挨拶をして、生徒たちは寮に向かいます。

 開けっ放しの窓に気づき、近くはづき先生。

 窓際には薔薇が置いてあり、

「ーー迎えに来たよ」

 

 

 

 

 

 

 要約終わり! 7時間ぶっ通しで10000字以上書きました。今日バイトで〜す。

 

 

 

 

 

 

 

 

考察(妄想含む)

 続いて考察に入りますが、謎が多いのと僕が眠いので満足な考察が出来ないかもしれません。あとで追記する感じで。誰が見に来るんだ。

 

 

・学院の昔の事件

ラストの男女の会話や、放クラ√の樹里たちの説明から、以下推測。

・昔、学院内で女生徒と男性教師が恋に落ちた。

・学院が恋愛禁止だったため、関係が周囲に知られたふたりは引き裂かれる。

・女生徒は懺悔室に入れられた。(反省が見られない、などの理由からか)長期に渡って閉じ込められる。

・タイミングは不明だが、ふたりが言葉を交わせる段階で、男性教師は「必ず迎えに行くから、薔薇の花を目印に置いておいてくれ」との約束を交わす。

・男性教師の処分は不明だが、どうあれ懺悔室に近づくことは出来なかった。

・薔薇の花を窓際に置き男性教師を待っていたが、やがて待つことに耐えきれず、女生徒は自殺した。(「あなたのいない人生なんて、私にはなんの価値もない」)

・女生徒の死を知り、男性教師も後追い自殺

 

以下、便宜上、男性教師をロミオ、女生徒をジュリエットと呼称。

 

 

 

薔薇について

薔薇についての描写

・アンティーカ√、イルスタ√における、懺悔室の枯れた薔薇。匂いあり(途中で消える?)。

・ストライ√における「新しく生える薔薇」。傷つけると赤い液体が広がる。主人公はどうなったか不明。冬優子にはジュリエットが憑依した。カメラを取りに戻った分岐では、あさひ達3人が薔薇に変化したと考えられる。

・シークレットEDにおいて、薔薇は学院から消えた。しかし、はづき先生が窓際で薔薇を発見。はづき先生がどうなったかは明確にはわからないが、死や失踪を連想させる演出。

 

ローズティーについての描写

アルストロメリア√にて、甜花が淹れた。葉ははづき先生から。飲んだ主人公は気を失い、生徒にはジュリエットが憑依。

・シナリオCにて、はづき先生が淹れた。飲んだ主人公は気を失い、ロミオが憑依。

 

 

 

 

 

 ローズティーは学院の薔薇から作られたものだろうが、薔薇の正体がわからない。憑依するのがロミオかジュリエットどっちかだけならまだわかるけど、どっちもある。

 

 

 

 

気づいたこと・思ったこと箇条書き

・放クラ√のひとりずつ消えていく分岐にて、手分けして探すことを提案しているのは主人公なので、この時点で主人公はロミオに憑依されていると考えられる。

・放クラ√の通報分岐で、校門から出られなかった現象。ロミオを校外に出さないためのジュリエットの呪い?

 

 

 

 いやーわからん。ご意見募集します。誤字チェックしません。追記します。おやすみ

 あとタイトルにある「最速」ですが最速なら最速でいいし最速じゃなくてもエイプリルフールなので最速と言えるのです。まだ午前。おやすみ!

きゅーぽけ格付けチェック! 2020・2年の部(後編)

 

前回のおはなし

下記URL(前編)参照

http://close226.hatenablog.com/entry/2020/02/15/081621

 

 

 

 

第3問:俳句

松尾芭蕉 vs くろーず vs キム証

 

A:独り夜や身に染み渡る雪時雨

B:二人見し雪は今年も降りけるか

C:初雪の夜やひとりの道長

 

 

 

 

 

キ「では……正解発表。まずは……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キ「松尾芭蕉の俳句は……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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キ「Bです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ア「っしゃあああああああああああああ!! 雑魚ども!! GG!! あ〜(乱舞)! え、お前ら、国語何点だった? 俺? 189点」

 

 

 

 

 

キ「そして僕が作った句が……」

 

 

ア「……A?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キ「Aです」

 

 

ア「っしゃあ! 来たぁ! ……え、待ってあいつ誰?(あーすさんを指差す)」

 

あ「いや……言っていい? 俺俳句は何もわからんけどさ、キム証がかってぃに『Aはなんで違うん?』って聞いたときにね、もう俺お前と仲良すぎて分かってしまったんよ。『ああ、こいつ自分の句が気になっとるんやな』って」

キ「違う違う違う違う! それはほんまない!」

あ「いや分かってしまった」

 

ア「しゃあ! しゃあ! イェーイ!(ハイタッチ)」

く「イェーイ(呼応)」

ア「あー、どうも。一流きゅーぽけ員のアンダーソンです」

 

キ「ちなみに句のできた順番としては、まずくろーずが芭蕉の適当な句を調べた後、似た雰囲気で一句作りました」

く「芭蕉のこれは友人を思う句らしいんですけど、最初見たとき僕は失恋の話と勘違いしたので、その方面で行きました。だからある意味バレルさんの陰キャ考察は正解ですけど」

バ「ごめんって」

キ「で、最後に俺は『雪時雨』使いたすぎて」

ア「ほらああああ!! ほらな!!??」

キ「んー、なんか『や』入れたほうがいいから『夜や』入れて、そんでこいつら『ひとり』と『二人』やっとるから俺も『独り』入れたろー、みたいな」

あ「あー、カッコいいのに釣られてしまった……」

 

く「ちなみにあーすさん、『情景が浮かんだ』って言ってましたけど」

あ「ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

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現在の順位

一流きゅーぽけ員:アンダーソン

普通きゅーぽけ員:ないん shin かってぃ バレル

二流きゅーぽけ員:Alto

三流きゅーぽけ員:あーす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第4問:アイス

スーパーカップ(98円/200ml) vs ハーゲンダッツ218円/110ml)

価格比:約4.0倍

きゅーぽけの一部の方々にとっては因縁の命題。

 

ア「……shinがマスクして目ぇ出してるとマジ怖いんだけど。犯罪者じゃん。何人殺した?」

s「三人。三タテした」

あ「容易に想像できて怖い」

 

食。

後。

 

s「どっちが高級かわからん。バニラ食ったことないからなあ」

ア「流石にガチでわかりました」

な「間違える訳が無い。マジで自信ある」

A「僕はもう何も言いません」

バ「マジでわからん……」

 

キ「まだ時間いります?(もぐもぐ)」

ア「何でおやつ食ってんだよお前。そのパンどっちだ」

キ「まずい方」

 

 

 

 

キ「じゃあ行きますよ? せーの、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

な「B

あ「B

s「B

ア「B

か「B

バ「B

A「B

 

 

ア「Aおらん!?」

く「全員Bですね。自信のある方、決め手になった理由とかお願いします」

 

ア「小麦のぉ……いや、普通にAが馴染み深い。めちゃくちゃスーパーカップ食うから、なんか……ドゥルンってなってビチャビチャになる感じ。たまんねぇわ! Bはなんか本当にスプーンのほんの端っこぐらいしか貰ってないけど」

キ「ごめん」

ア「けどそれでAの5倍ぐらいバニラの味したわ。鼻の奥の方までバニラが来た」

 

あ「俺さあ、ガキの頃めっちゃスーパーカップ好きだったからさ。ハーゲンダッツあんま関係なしに、A食った瞬間『あ、うめぇ』って。スーパーカップってわかっちゃったから」

 

 

キ「じゃあ正解の方行きましょう」

ア「これでAだったら流石にたわけてる」

キ「正解は……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キ「Bです」

 

 

 

な「間違えるわけない」

ア「間違えるわけ……nkmr?」

キ「せかいさんとnkmrさんカスってこと?」

ア「せかいさんはちょっと考えすぎなところあったけどnkmr?? あれ、nkmr見てる?(カメラ目線)」

キ「今日食い直す奴おらんでよかったなあ」

 

 

 

 

現在の順位(変動なし)

一流きゅーぽけ員:アンダーソン

普通きゅーぽけ員:ないん shin かってぃ バレル

二流きゅーぽけ員:Alto

三流きゅーぽけ員:あーす

 

 

 

 

 

 

第5問:ワイン

シャトーモンペラ ブラン2013(2380円/750ml) vs 酸化防止剤無添加ワイン スッキリした味わい 白(398円/750ml)

 価格比:約6.0倍

 

くろーずは未成年なので見学。

キム証さんが試飲。

く「どうですか?」

キ「どっちもまずい」

 

 

 

全員がAとBを飲み、目隠しが外されました。

ア「マジで悩んだ」

A「味は違うけど」

か「自分の好みで行くわ」

s「多分わかった。多分だけど」

ア「え、アルコールが多い方が高いの?」

キ「度数はどっちも13%ぐらい」

ア「明らかにアルコールの量違ったけどな……いやー悩ませて」

A「自分を信じるかあ」

s「Cかなぁ……」

キ「今からshinだけC飲む?」

s「お願いするわ」

キ「キリンレモン入れたろ」

s「キリンレモンってワインと似てるからな……」

ア「んんん、まあ最悪50パーやからな」

 

 

キ「せーの、」

 

 

 

 

な「A

あ「A

s「A

ア「B

か「A

バ「A

A「B

 

 

キ「怪しいねぇ。じゃあ、かってぃから。なんでA選んだ?」

 

か「Aは、鼻から何かが抜けた」

ア「あああ分かるなあ」

A「わかんねえよ俺は」

か「でまあ、Bは抜けなかったから、鼻から抜けたほうがA」

 

s「Aの方がやっぱりぶどう感あった。匂いも全然違ったしね」

 

ア「いや、確かにAの方が香り強かったんだけど、あれアルコールの匂いだったんよ。で、なんかワインって皮を煮詰めた渋みの極みみたいな味するじゃん? Bは香り弱いけど飲みやすかったんよ」

s「Bが飲みやすいマジ? めちゃくちゃまずかったんやけど」

か「自分もBが美味しくないな、って」

 

A「なんかね……前に買った500円ぐらいのワインはAに近かった」

ア「もうお前しか信じられねえわ(握手)」

 

な「俺はBの方が普段飲んでる辛口ワインって感じだった」

ア「ヤダアアアアアアア」

 

キ「じゃあ、行きますか」

ア「ああああ待って待って一流のんgvjdぎvrjdんgbkんjrえ(祈祷)」

 

キ「正解は……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キ「Aです!」

 

ア「あああああぁぁぁぁぁ……(横転)(沈黙)」

あ「よし」

な「よし」

バ「アンダーソンお前も落ちたなあ」

 

キ「いやぁ……Bまずいんよね」

な「確かに後味はよくなかった」

ア「は? めちゃくちゃうまかったわ。飲みやすーい! ってなった」

 

A「ちょっと、Aのボトル見せて」

キ「そういえばAはお前がこの間買ってた奴よ」

ア「じゃあ知っとけよ!」

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現在の順位

一流きゅーぽけ員:

普通きゅーぽけ員:アンダーソン ないん shin かってぃ バレル

二流きゅーぽけ員:

三流きゅーぽけ員:あーす Alto

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終問題:牛肉

長崎平戸和牛ロース vs 濠産牛肉肩ロース切り落とし vs 若鶏皮なしむね

重さを残していなかったので価格比不明。悪しからず。

オーストラリア産を選ぶと1段階、鶏肉は2段階ダウンです。

 

 

 

キム証さんが適当な大きさに切って焼いてくれました。が、ここにきて割と深刻な眠気が襲ってきた様です。

キ「……(包丁ザクザク)」

く「……結構量ありますね」

キ「……(肉ジュージュー)」

く「……そろそろ火が通りましたかね」

キ「……(塩サラサラ……ダパァ)」

く「…………」

 

 

実食。

 

バ「しょっぱ! しょっっっっぱ!!! マジしょっぱい! あああ水!」

キ「……済まねぇ」

く「…………」

 

 

 

目隠し解除。

 

 

s「俺だけ豚肉3個だったからなあ」

バ「しょっぱい……」

あ「ちなみに塩関係なくわかった」

ア「まあ俺もわかったよ。ちなみにお前、鶏選んだら1発で死ぬからな」

バ「決めてはいるよ。流石にね」

あ「三流だから三流の答え出すかぁ」

 

 

キ「せーの」

 

 

 

 

な「B

あ「C

s「C

ア「C

か「B

バ「C

A「C

 

 

ア「え? あーすさん、Aじゃないんですか?」

あ「いやデカすぎるだろ」

キ「どゆこと?」

あ「Aだけなんか肉が分厚くなかった? そもそも鶏なのは分かるとして、デカくなかった? 鶏って薄く切れないんだよ」

キ「へえ」

 

キ「じゃあBとCだけど……バレルさん、塩関係あった?」

バ「言うて関係ない」

 

ア「なんかBの方が固くてCの方が柔らかくなかった? いや、Bもうまいけど、Cがうますぎ。やわらけえしめっちゃアブラァってなった。これオーストラリア産ならもう俺移住するわ」

な「でも俺長崎県民だよ」

ア「間違ってたら島流しな」

 

A「俺もBとCで悩んだ。確かにCは柔らかいけど、この柔らかいのが肉が良いからなのか、脂が多いからなのかわからん。迷った結果Cにしたけど」

 

s「C固くなかった?」

ア「それだけはないわ。お前キム証に長崎牛の耳たぶだけちぎって渡されたんじゃねえの」

 

 

 

キ「じゃあ行きましょうか。まず鶏肉は……」

 

 

キ「………………(Cの札を見せる)」

 

キ「………………(ゆっくりとCの札をめくる)」

 

キ「………………(Bの札を見せる)」

 

キ「………………(停止)」

 

ア「いらんいらんもういい早く次Aめくれやカス!!」

 

 

キ「はい、Aです」

 

あ「良かったああ」

A「耐えた……」

 

く「これで退部者は出ない、ってことですね」

 

 

 

 

 

キ「じゃあ……続いて行きますか」

ア「マジかぁ……」

キ「高い方の牛肉は…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キ「Cです!」

 

あ「しゃあああ」

s「よしよし」

な「ええええええ…………」

ア「もう長崎県民やめろ」

 

 

 

 

最終順位

一流きゅーぽけ員:

普通きゅーぽけ員:アンダーソン shin バレル

二流きゅーぽけ員:ないん かってぃ

三流きゅーぽけ員:あーす Alto

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ア「終わり終わり! まずいワインで高い肉食おうぜ」

 

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な「40%引きってダメじゃんこれ!」

キ「賞味期限のやつだから、しかも切れてないからマジで関係ない」

ア「いやー見るだけで分かるわ。絶対うまいやんこんなの」

 

 

 

 

 

 

 

 

この後1時間ほど宴が行われ、解散。お疲れ様でした。

ちなみに諸経費は先輩方のカンパでまかなわれました。くろーずは高い肉やら安い肉やらを奢って頂いた形になるわけですね。おごちそうさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

次は挑戦者として参加したい気持ち半分、運営楽しすぎたからもう一回やりたい気持ち半分、って感じですね。1年でやったりするんかな。

 

皆様もご友人を集めてやってみてはいかかでしょうか。

 

きゅーぽけ格付けチェック! 2020・2年の部

先日の部会にて、荷物をまとめ帰りのバスの時間を調べてたときのこと。

アンダーソンさんに突如胸倉を掴まれ(誇張ゼロ)、そのまま床に押し倒されました。

曰く、

 

ア「おいくろーず」

 

く「はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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かくして、くろーず(1年)がきゅーぽけ2年格付けチェックの運営に加わることが決定したのであります。

 

 

 

うひとりの運営のキム証さんと買い出しに行ったのち、会場であるあーすさん宅に集合しました。

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 左からないんさん、あーすさん、shinさん、アンダーソンさん、かってぃさん、バレルさん、Altoさん。

以上の7名が挑戦者です。

 

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司会・運営はキム証さん↑と、わたくしくろーずでお送りいたします。

 

 

 ちなみにランクの方は

 

一流きゅーぽけ員

普通きゅーぽけ員

二流きゅーぽけ員

三流きゅーぽけ員

そっくりさん

退部🤗

 

 

 となっております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1問:パン

やわらか仕込み(98円/斤) vs 名前忘れたけど高いパン(330円/斤)

価格比:約3.4倍

 

スタッフふたりは台所に隠れて準備中。

 

まずは開封する前に、袋越しに触れてみる。

キ「うわ、全然違う。こっち(高い方)のが断然やわらかい」

く「違いますね。食べなくてもわかる」

 

続いて開封

く「香りも全然違いますね」

キ「簡単すぎたかもね。これわかんなかったら流石にカス

く「カスですね」

 

 

 

実食。

キ「…………」

く「…………」

 

カス「……むずくね」

カス「わかんないです」

 

 

 

 

 

 

 

く「準備が出来ましたので、皆さん目隠しの準備をお願いします」

 

アイマスクは十分な数用意できなかったので、普通のマスク(メルカリにて1箱16万円で購入)を使用しました。

 

全員の口にAとB2種類のパン切れを突っ込んだところで、目隠し解除。

 

s「……俺これ98円でいいや」

ア「俺も98円でいい。いや、違いはわかったけど……なんか、両方うまかったw」

か「俺が好きなのはこっち、ってだけの話ね、選ぶのは」

あ「わかったわかった。わかったわかった」

 

キ「はい、じゃあ皆さん紙の準備はいいですか? せーのっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

な「B

あ「A

s「B

ア「B

か「B

バ「B

A「B

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ア「ひとりガイジがおるぞ!!!」

 

 

 

 

 

キ「じゃあ、ないんさんから順に選んだ理由をお願いします」

 

 

な「Aが、ちょっとパサパサしてた。で、Bはふんわりしてたやん。普段食ってるパンを考えたら、Aの方がそれに近いかなって」

 

ア「小麦のぉ……香りぃ(顔面GACKT)。……いや、本当にマジ風味違ったもんマジ。AもうまかったけどBはうまい上に風味が来た」

 

s「Bの方が、味が強かった。初めてパン食べたけど

 

か「Aの方は普段食べる食パンって感じ。Bは食感がもっちりしてた」

 

バ「感想は大体一緒かな。Bの方が柔らかかった」

 

A「食感よりは、匂いでBかなって思った」

 

 

 

キ「じゃあ……あーすさんどうぞ」

 

 

あ「……ちなみに、最初食った時『わかった』って言ったのは、A食った時『違うな、A安いな』って思った。けどなんかB食った時『あれ、これ固くね』って思って。あのね……安い食パン特有の小麦粉が固まった感じがしたわ」

 

ア「キム証もしかしてあーすの時だけギュッとして渡した?」

 

 

 

 

結果発表

キ「330円のパンは……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キ「Bでした!」

 

 

 

 

 

 

椅子から崩れ落ちるあーすさん。煽り倒すアンダーソンさん。知ってた、とばかりに微笑むかってぃさん。内心笑えないスタッフふたり。

 

 

 

 

 

 

 

キ「まずいパンうめぇな(もぐもぐ)」 

 

 

 

 

 

 

 

 現在の順位

一流きゅーぽけ員:ないん shin アンダーソン かってぃ バレル Alto

普通きゅーぽけ員:あーす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2問:チョコレート

トップバリュの板チョコ(68円/56g) vs リンドールミルクシングルス(450円/100g)

価格比:約3.7倍

 

まずは高い方を試食

キ「うめぇ」

く「これはわかるでしょ流石に」

キ「……いやうめぇ」

 

続いてトップバリュ

キ「そもそも味が違う」

く「ですね」

この時、二人ともチョコのその「形状」について全く考えていませんでした。

 

 

 

 

 

1問目と同様、視覚を奪い、チョコを与え、光あれ。

 

か「流石にわかったと思う」

あ「いやーわかりました」

ア「俺はそんな自信ないけどまあこれかなって。心中するならこいつかな、って」

s「アンダーソン逆だと思うよ」

ア「ちなみに俺これ(C)ね」

s「……Cかなぁ……」

 

 

キ「じゃあいっすか。いっせーのーで」

 

 

 

 

 

な「A

あ「A

s「A

ア「A

か「A

バ「A

A「B

 

 

 

 

あ「……(無言で立ち上がる)」

ア「待て待て待て! まだ確定してない」

 

キ「じゃあ、今度はバレルさんから」

 

バ「いや、ホントはA食った時に分かった。口どけが良くて、ミルク感があって。Bは後味が悪い。ニチャァってしてた。なんなら言うと、Bは形が板チョコだった」

 

か「Aは……味は2段階に変化した。Bは味もだし、形が安かった

 

s「単純に」

ア「ブリガロンのA」

s「違います。単純に、噛んだ後に液体が流れてきたからA。Bは永遠に固体だった」

 

ア「舌の上でぇ……小麦のぉ……

 

な「俺はいい。大体言われた」

 

あ「俺もいいです」

ア「いやお前のAlto煽りを聞かずにAltoに行けん」

あ「だってBは板チョコだよもう」

 

 

キ「じゃあ次、Altoさん。根拠を」

 

A「いや、根拠というか。AもBも甘いンゴねぇ、で満足してしまった、いやあマジか……」

ア「これだと◯◯◯(Altoさんのカノジョさん)のチョコも手作りか既製品かわかんねぇよなあ?」

あ「せっかくチョコ貰ってもわからんのよなあ」

(収録はヴァレンタイン前)

 

 

キ「いやあこれ逆転見たいなぁ」

か「これがカノジョいるといないの違いだ! みたいな?」

A「そうだよ」

キ「そうだねぇ」

な「まあカノジョいない男は自分で食ってるからな」

 

ア「正解は?」

 

キ「正解は……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キ「Aです!」

 

 

 

 

 

一同「まあまあまあ」

ア「Altoもう別れろ。バレンタイン前に。まさぞうと付き合え」

キ「いや、100パーセント硬さ違うけどそもそも千億パーセント形違うんよ」

ア「ちょ、箱見せて!」

 

持ってきた。

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く「高い方は確か輸入品です」

キ「ベルギーだったかな、確か」

ア「本場じゃんか」

あ「いやーベルギーの味したわ」

ア「んんん? きゅーぽけの下の方から声が聞こえるなあ」

キ「いやベルギーの味したなあ(スッ」

 

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く「あーすさん、スイスでした」

あ「…………」

ア「お前が一番面白いよ」

 

 

 

 現在の順位

一流きゅーぽけ員:ないん shin アンダーソン かってぃ バレル

普通きゅーぽけ員:あーす Alto

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3問:俳句

松尾芭蕉 vs くろーず vs キム証

 

くろーずは高校で「全国高校生俳句甲子園」の福岡大会優勝&全国大会出場を2年連続。

キム証さんは全くの未経験。

くろーずの句を選ぶと1ランク、キム証さんを選ぶと2ランクダウンです。

 

この問題は皆様も一緒にお考えください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A:独り夜や身に染み渡る雪時雨

B:二人見し雪は今年も降りけるか

C:初雪の夜やひとりの道長

 

ア「えええええええなんでわかんねえ」

バ「マジのやつ来た」

ア「……いやでもキム証のは分かった気がする。これで大ハズレは無いかな」

キ「いやー俺の選んだ奴マジ好きだなぁ!」

 

ア「そもそも芭蕉のランクがわかんねぇ」

キ「そりゃお前、日本が誇る松尾芭蕉よ!?」

ア「だってほら、芸術って突き抜けるともうわけわかんないじゃん」

く「書道とかですね」

s「決めたわ」

 

キ「じゃあ、準備いいですか」

ア「二人のがわからんでも芭蕉だけ分かればいいんよね? ……でも俺くろーずキッズだからなあ」

あ「いや俺は松尾芭蕉キッズだから」

ア「じゃあ1発で分かれや!」 

s「そんなら俺くろーずの親やからな。産んだからな」

あ「キツいっす」

ア「こう、ケツからブリブリブリガロン、って産んでね」

く「僕それ言おうとして汚いからやめたんですけど」

s「俺は汚いと思ってないからな。神聖なものとして言ってるからな」

 

 

キ「いいですか?」

ア「あああああ運だけ芭蕉! 頼む!」

キ「せーの、」

 

 

 

 

な「C

あ「A

s「C

ア「B

か「C

バ「C

A「C

 

 

 

 

な「えっとね……Cなんすけど、まず最初に『違うな』って思ったのは、五七五の七の『夜やひとりの』ってところで……なんか、いきなりそれ入れるのって難しくない? 結構なチャレンジャー精神があるじゃん。で、キム証とかくろーずがいきなりそんなこと言い出すのは流石に……と思った。あと、動詞が無い」

 

か「自分もC……だけど、三人とも分かると思うんよね。Cはまあなんか『夜やひとりの』がレベル高いな、って。Bは『今年も』って部分が現代的というか、松尾芭蕉の時代にそういう言葉を使うんかなあ」

キ「なるほどね。ちなみにかってぃ、Aはなんで違うん?」

か「Aはキム証だと思った」

ア「俺もAはキムだと思う」

 

あ「……Aは違うと……(消え入るような声)」

キ「え? じゃああーす、どうぞ」

あ「いや……俺終わったわ」

キ「あれええええ?」

ア「納得すんな! ディベートをするんだよ!」

あ「いや……Aはかっこいいっす。雪時雨かっこいいっす。情景を思い浮かべたんだよ。Aが一番、しみじみと想像できた。降ってるのがわかりました。Bは無いっす。『今年も』が今風で、学生っぽい」

キ「はいはい、俺が調子乗って『「し」とか知っとるから入れたろ』ってしたみたいなね。……『し』って何だっけ。『き』の連体形? 連用形?」

ア「ひ・い・き・に・み・ゐ・る、だろ」

キ「なんでこいつ覚えとん」

ア「三年間やりましたから」

あ「まあ、そんな感じ。Bは一年間古文やって高校卒業した人が『知っとること入れたろ』って書いた感じ。AとCで迷って僕はAにしました」

 

バ「Cが芭蕉で、Bかキムで、Aがくろーずだと思った。Bの『降りけるか』は何か違和感がある。『今年も』もそうなんやけど。あと、A『独り夜』C『ひとり』なのにBだけ『二人』なんよ。こいつリア充やな、そういう雰囲気出したがるやつやな、って。で、芭蕉くろーずキムで見たら、芭蕉くろーずが陰キャかな。だからBがキム証。で、AとCだと、『雪時雨』はめっちゃくろーずが使いそう」

 

s「まずBは違うと思う。もっと言葉短縮して言えることがありそうだな、って。それとやっぱり『今年も』が言葉が新しいな。Aは『雪時雨』は芭蕉が使わなそう。Cは……ここで『や』を入れるのはやっぱ強いと思う。でもAもありそうやなあ……」

 

ア「えっとね……おしゃれポイントの話していい? Aのおしゃれポイントは多分『雪時雨』じゃん。で、雪時雨をおしゃれポイントにするのは多分キム証なんよ。それで、Bのおしゃれポイントは多分『二人見し』なんよ。これは置いといて、Cのおしゃれポイントわからん! ……いや、でもAは絶対キムだと思ったからいいかな。2ランクダウンじゃねぇならいいや」

 

A「みんな言ってたけど、Cの『夜や』が……こう、句の最後じゃなくて途中に『や』を入れるのが、ね。Bは『こういう感じにしよう』って決めた後に、文字数を合わせたような感じがする。Aは……めっちゃくろーずっぽい。最初の『独り夜や』とか、最後『雪時雨』で止めとるところとか、その辺がすごく『高校やって来てました』感がある」

 

 

 

 

 

キ「では……正解発表。まずは……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キ「松尾芭蕉の俳句は……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後編に続く

 

 

 

第1回くろーずの推薦図書(小説編)

 明けましておめでとうございました。

 

 令和2年が始まり、ひっしーが本格的なブログを立ち上げたり、ルートがキツキツキャスをしたり、ルートがザッハトルテを作ったり、ルートが腹を壊したり、ルートのバイト先の店長がインフルエンザに感染したり、ルートがセンター試験を受けたりと、とても賑やかな日々が続いています。

 

 で、そろそろ何か記事を上げたいと考えてはいましたが、オフ会には行ってないし、ポケモンはあまりやってないし、新しいゲームも買っていないし……。

 

 というわけで、シンプルに布教活動に勤しむことにします。たまにはこういうオタクっぽいのも悪くないでしょう。

 

 ちなみに今回紹介する書籍はすべてくろーず図書館の蔵書なので、オフラインで会える方にはいつでもお貸しできます。バッチコイ

 ちなみに順不同です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.舞城王太郎ディスコ探偵水曜日(上・下)

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 今とここで表す現在地点がどこでもない場所になる英語の国で生まれた俺はディスコ水曜日。Disとcoが並んだファーストネームもどうかと思うがウェンズデイのyが三つ重なるせいで友達がみんなカウボーイの「イィィィィハ!」みたいに語尾を甲高く「ウェンズでE!」といなないてぶふーふ笑うもんだから俺は…いろいろあって、風が吹いたら桶屋が儲かる的に迷子捜し専門の探偵になる。俺のキャデラックのボディには俺の名前と事務所の住所と電話番号の上に『ベイビー、あんたが探してんのは結局あんた自身なのよ』って書いてある。

 

 以上が本書の最初の段落です。深く日本語に親しんだ皆様なら口を揃えて「は?」となることでしょう。僕も実際そうなりました。そしてほぼこのテンションのままで1000ページ超を突っ走ります。

 ただ、読んで「は?」となるだけの文章ならそこら中に転がってますが、ここまでの疾走感を伴ったものは滅多に見られないでしょう。

 ちなみに一文目は「今(now)とここ(here)で表す現在地点(now here)がどこでもない場所(nowhere)になる英語」ってことです。たぶん。

 

 とにかく地の文における遠回りな言い回しが多く、文意を受け取るのに少し苦労する場面もありますが、文章自体はもはや暴力的なペースで脳味噌に吸い込まれていきます。脳内麻薬とやらが本当に出る。

 また「原稿用紙の使い方」がかなり独特で、

 ・「…」は必ずしも偶数個で用いない

 ・セリフの後で改行しない

 ・「!」や「?」の後の一文字開けが無い

など、独自のルールが見受けられます。慣れないと戸惑いますが、結果としてページの余白が少なくなるため、畳み掛けるような文体と相乗効果で疾走感がマシマシです。

 

 上記の通り文体も相当ですが、ストーリーも滅茶苦茶にイっちゃってます。それはもうあらすじを説明できないくらい。

 冒頭のアウトラインだけ簡単に紹介します。

 

 

 

 迷子捜し専門の探偵、ディスコ水曜日(Disco Wednesdayyy)は、誘拐された梢という少女(6歳)を保護したが、家に帰すことを梢の両親が拒んだため、やむなく面倒をみることになった。

 二人暮らしも落ち着いて来た頃、梢の体が一瞬にして成長し、数秒で元に戻る、という現象が起こるようになる。ディスコは成長した梢と手紙をやりとりし、言葉を交わす。どうやら17歳の梢が6歳の梢の肉体にタイムスリップしてきているらしい。

 

 

 

 尻切れトンボですがどこで切ってもこうなります。わかりやすい区切れがないまま1000ページに渡って物語が連続します。ミステリーあり、アンチミステリーあり、SFあり、ファンタジーあり、科学あり、暗号あり、エロありグロありXXXあり。これだけの要素を一作に集約しながら、オムニバス的でなく一個のストーリーが出来上がっているというのはもうとんでもないことだと思います。

 

 まだこの本の読者と邂逅したことがありません。誰かぜひ読んでほしい。

 

 ちなみに表紙イラストは初音ミクでおなじみKEIさんです。

 ムゲンダイナ木下さんどうですか

 

 

 

 

 

 

2.佐藤友哉『灰色のダイエットコカコーラ』

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かつて六十三人もの人間を殺害し、暴力と恐怖の体現者たる“覇王”として君臨した今は亡き偉大な祖父。その直径たる「僕」がこの町を、この世界を支配するーーそんな虹色の未来の夢もつかの間、「肉のカタマリ」として未だ何者でもない灰色の現実(十九歳)を迎えてしまったことに「僕」は気づいてしまう……。「僕」の全力の反撃が始まるーー‼︎

 

 

 以上が表紙裏のあらすじです。 

 この作者の特徴は、生々しく現実的な部分と、地に足の着いていない非現実的な部分(≠非現実)の絶妙なバランスです。

 本書の場合、“覇王”の祖父に可愛がられたり、親友のミナミくんが焼身自殺したり、スギハラ先輩のXXXをハサミで切り取ったりの「過去」パートが総じて「非現実的」であるのに対し、通販で頼んだ本がなかなか届かない北海道の田舎で漫然と日々を送る「現在」が「現実的」と言えます。

 

 この本もあらすじの説明が難しいのですが、誰もが抱く「自分は他とは違う」という感情、有り体に言えば「中二病」に対して、歳を重ねる上でどう折り合いをつけていくか、みたいなテーマだと思ってます。

 

 理想と現実の乖離に対して、普通の青春小説なら失恋や喧嘩の一つ二つでもしてスッキリ折り合いをつけるのでしょうが、本書の主人公は尋常じゃないほど抵抗します。

 

  何をするとは言いませんが、主人公は“覇王”の祖父から拳銃を受け継いでいます。あとはキミの目で確かめろ。

 

 

 

 

 

 

 

3.西尾維新『君と僕が壊した世界』

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 西尾維新は間違いなく僕の読書歴のターニングポイントのひとつです。どれを推薦しようか迷いましたが、有名どころを避けつつ、十分に尖った1冊を選んだつもりです。

 

 ちなみにここまでの舞城、佐藤、西尾でくろーず的三銃士です。

 

 本書は「世界シリーズ」の3巻ですが、前作までを読んでいなくても問題ないと思います。最終巻はいつ出るんですか先生。そう言えば1巻をあーすさんに100年くらい貸してる気がする。

 

 

 ただ、この小説に限っては何を言ってもネタバレになる気がするのでここで終わります。読んだ人は納得していただけるでしょう。

 

 とりあえず様刻くん最高! 

 

 

 

 

 

 

4.桜庭一樹砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

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 受験前に頭おかしくなって本ばっか読んでた時期に出会いました。

 

 とにっっかく悲劇。

 

 量的には200ページ無いぐらいでひと息に読めるのですが、読んでいて本当に胸が痛くなります。誇張抜きで。

 

 巻末に解説が載っておりこれが非常に面白いのですが、曰く、人は予期できない悲劇より予期できる悲劇に深く感動する、みたいなことらしい。

 

 事実、この小説は全体が回想の形を取っており、物語の結末は冒頭で明かされてしまいます。

 

 つまり、このあと何が起こるかわかっているからこそ読んでいて深い悲しみに襲われるというわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 書いていて辛くなってきました。だんだん文章量が減ってきてますが疲れているのではなく舞城の小説の紹介がディフィカルトすぎただけです。

 

 でもまあ第1回ならこれぐらいでいいでしょう。次回はコミック編やります。来週末にでも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 このブログ毎週更新にしようかしら。

 

 

 

 

 

 

 

2019年、最後のオフ。

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↑これはダイバーン

 

 

 

 

こんばんは。全人類冬休みです。くろーずも冬休みです。

令和元年最後の週を、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

積んでいたゲームやアニメに腰を据えて取り組んだり、帰省したり、怪文を投稿したり、人それぞれの年末を送っていることでしょう。

そんな12月29日、日曜日。僕は2019年最後となるオフ会に参加してきました。

 

実は初となるオフレポをもって、今年の弊ブログ「ピコピコハンガー」を締めたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場は某線某駅から徒歩数分、父の友人Eさんの実家。の前の道路。

 

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そこは、午前10時からビールが開いている魔界

 

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おでんも、

 

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もつ鍋も、

 

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焼き芋も、

 

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かぼちゃと何かの天ぷらも、

 

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イノシシや何かの肉も、

 

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そしても。

 

 

望めば全てが与えられる。

おおよそ飲食に関するもので、手に入らないものはここには存在しないだろう。

僕は本能の赴くままに飲み食らい、酒の勧めを「あ、未成年です。はい……いえいえいえいえ……はい、来年はきっと」と丁重にお断りし、存分に欲望を満たしていった

 

 

 

 

しかし。

 

 

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何事にも代償というものは存在する。

桃源郷謳歌する権利と引き換えに僕たちが提供するもの。

 

 

 

それは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「労働力」である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ダイスケ、あれを見てみろ!」

「えええええええええええええ!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「これガチのウッドハンマーやん!!!!」

 

 

 

 

 

「そうさダイスケ!!!

世界一盛り上がる祭は

"餅つき"だ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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このgif作るのに1時間かかった

 

 

 

餅つき。チョーキツイ。ウドハンしながらの自撮りは試しましたがブレが酷かったので餅つきの写真は少なめです。

 

まず杵(きね=ウドハン)重い。あの大きさの木材ということでなんとなく想像はつくかもしれませんが、重量のほとんどが先端に集中しているため質量以上に重く感じます

 

次に餅のつき方。よくペッタンペッタンとは言いますが、餅米を上から叩いて平たくしてみても餅にはなりません。

 

イメージは「回転」

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 右利きの場合、僕のように右上から左下に斜めに振り下ろすわけですが、最後に餅米を叩くのではなく、ぐいっと引き寄せるようにします。これを向かい合う二人が行うと、上から見て餅米が反時計回りに回転するようになります。これを繰り返し、時々折りたたんだり水をかけたりひっくり返したりして、餅米が均一にぐじゃぐじゃになり(語彙)、餅が出来ます。

 

出来ていきます。が、ここからが地獄の始まり。

 

確かに杵は強敵である。

あの重さのものを降り上げ振り下ろすのは単純に腕が疲れる。それも力任せにやれば良い訳では無い。臼(うす)を叩いたり杵同士がぶつかったりすると、杵が欠けて木片が餅に混ざる。また、振り回す拍子に手が滑りでもしたら大事故になりかねない。そのために大切なのは、狙いを定めてつくこと、相手と呼吸を合わせること、杵が回らないように強く握ること、脇を締めて最小限の動きを心掛けること、負けないこと投げ出さないこと逃げ出さないこと僕ジークフリート

 

 

だが真の敵は杵の重さではなかった。

餅米と餅の違いは何か。

餅に有って餅米に無いものは何か。

餅米が餅に成っていくにつれ獲得する因子は何か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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粘りである。

振り下ろすのは良い。序盤は割となんとかなる。

問題は中盤以降、粘り気が発生してからの振り上げである。

 

要はめっちゃくっ付く

振り下ろし、引き寄せた後、次の振り下ろしのための振り上げ。

その一瞬、杵は餅と臼と融合を果たし、本来の数倍もの質量を獲得する。

まさにギガグラビティ。一振りごとにHPが30%削られるのを体感する。

 

 

さらに、だ。驚くなかれ。

まだ餅つきは本気を出していない。

終盤のステージで登場するこの拷問の真の姿。それが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ヨモギである。

ヨモギ、である。

 

意味わかる? 餅米と葉っぱが完全に融合するまでドカドカつきます。 

つまり単純に時間がかかる。 

そして人間の構造上、作業時間が2倍になると疲労は2倍では済まない。

 

すなわちめちゃんこキツイのである。他に言いようが無い。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総計30臼ほどの餅米が餅に成ったとき、数臼ついてダウンしたくろーずはベンチに腰掛け手を震わせながらサンドイッチをかじっていた。

筋肉痛はすぐにはやって来ないが、両の腕にはダンプカーに轢かれたかのようなダメージが蓄積していた。

箸が持てない。スマホもまともに使えない。もちろん昇竜コマンドも出ない。

この記事も舌と唇でmacbookを操作し執筆している。もちろん物理的な意味だよ。Siriは解雇した。

 

 

 

 

まあ、終わっ

 

 

 

 

 

 

 

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婦人方に捕まり餅を丸める作業をやらされました体験させていただきました。

皆さん気さくな方で丁寧に教えてくださり、また色々な興味深いお話を聞くことが出来ました。

たぶん「…シテ…コロシテ」みたいな返事しか出来なかったけど。指壊れた。

 

 

 

 

まあ、終わって見れば確かな達成感を覚えます。また来年に向けて一年間、運動を極力避け、体力を貯蓄していきたいと思います。ちなみに2019年分の貯蓄は3臼で尽きました。

 

 

 

 

 

で、お片付け。

 

 

 

 

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全部燃やしておしまいwwwww

※このブログはフィクションであり、誇張や虚構がいっぱいあります。ゴミの分別は完璧です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

良いお年を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スカディ引くぞ。

くろーず VS「アイドル」

※注意

・この記事の執筆者は普段から「アイドルアレルギー」を自称しており、「アイドル」と聞くだけでなんとなく抵抗を覚える病気に罹患しています。アイドル及びアイドルファンに対する攻撃的意思は一切ありませんが、僕がなんとなく発した言葉で気分を害する人が居ないとも言い切れないので、もし心配な方はブラウザバック推奨です。

・今回はとことん真面目な記事です。僕のいつものキレッキレのギャグを期待している方もブラウザバック推奨です。次回にご期待ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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アイドルが苦手だ。

 

嫌いというわけではない。

単に苦手なだけだ。それも消極的に。

カメラ目線という手法は積極的に苦手だし寺田心は嫌いだけど、アイドルに対する「苦手」はそこまで強い熱量を持たない。

あえて避けては通らないが、こちらから近づくこともない。

ブックオフ寺田心の声が聞こえたら喚きながら耳を塞いでしゃがみ込むが、AKBやら乃木坂やらの曲が流れても別にどうということもない。

 

そもそもアイドルの曲は苦手ではない。太鼓の達人ではたまにデレステの曲を遊ぶし、先日のカラオケでは「エージェント夜を往く」を熱唱した。(化石って言われた)

もちろん特定のアイドルグループや個人に対して思うところがあるわけでもない。

 

強いていうなら、そう、「アイドル」という概念。あるいはその「在り方」が苦手だ。

 

 

 

……いや、違うかもしれない。アイドルそのものが苦手なのではない。

アイドルのファンになることが、不特定多数の中のひとりになることが怖いのだ。

 

そもそもアイドルに対する「好き」の感情がどういうものなのかよくわからない。

例えば僕はポルノグラフィティ三木眞一郎が好きだけど、彼らと握手したいかと言われたら別にそんなことない

アイドルが集める好感情というのは、アイドル以外の音楽グループやタレントのそれとはおそらく異なる。

そもそも「偶像(アイドル)」と言うからにはその本質は疑似恋愛なのだろうか?

アイドルの歌詞を覗いてみると「好き」とか「君」とかいう単語のオンパレードだ。

 

あえて意地の悪い見方をすれば、「君が好き」と歌っているアイドルは別に曲を聞いている僕のことを好きじゃない。握手会に行っても、別にアイドルは僕と握手したくてしてくれるわけじゃない。

演技というか、まさに正しい意味での「偶像」なんだろうけど。

アイドルファンの心理は想像するしかないが、もし仮に疑似恋愛説が合っているとして、ほとんどのファンは「わかって」やっているに違いない。当たり前だけど。

でも多分僕はそれが出来ない。なりきれないというか、世界観に入りきれない。

ポルノグラフィティもラブソングを歌うけど、これは流石に疑似恋愛とは違うだろう。歌詞に詩的に感動したり、自分の状況に置き換えて聞き入ったり。わからんけど。

アイドルもそうなのか? わからん。

 

わからん。

 

 

 

 

 

 けど、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茶々丸がうるさいのでシャニマスはやる。 

 

 

 

食わず嫌いは人類悪のひとつだ。

もしかしたらアイドルアレルギーの謎が解けるかもしれない。

 

 

始めていきましょう。

 

 

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19人。なるほど。

ソシャゲって無尽蔵にキャラが増え続けるイメージなのでこういうのは新鮮。僕が知らないだけで他にもいっぱいあるんだろうけど。

 

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出たな283。61番目の素数

 

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社長登場。いい声!!!

そして何となく聞き覚え。即検索したね。

 

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不勉強ゆえ名前にはピンと来ない。出演は……

 

 

 

 

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あー、あのオカマの。いやわかんねえよ。声質真逆じゃん。

 

他に心当たりのあるキャラも無かったので聞き覚えについては「気のせい」ということに。

 

 

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事務員さん登場。床で寝てた。

とりあえずアイドルをプロデュースして「W.I.N.G.」なるでっかい大会への出場を目指すらしい。

 

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記念すべき初プロデュースは「櫻木真乃」ちゃん。よろしく。

プロデューサーが街を放浪していると、公園で鳩と歌っているいい感じの女の子を見つけました。

 

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即落ち2コマ(やりたかっただけ)(だいぶ省略しました)

 

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16。なるほど。数年前までは目上の存在だった「中高生」という生物群を気がついたらガンガン追い抜いている。もはやハルヒも士郎も球磨川も年下とか意味わかんない。もぅ無理。もうすぐオカリンも抜きます。と思ったら抜いてた。飛べよおおおおおおお

 

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「休む」で体力管理しながら「レッスン」と「お仕事」で育成する、と。

 

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「オーディション」でファンを増やす、と。

 

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……情報量が増えてきた。普段クッキークリッカーしかやってないノータリンにはきついものがある。

 

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やってたら何となくわかってきた。ダイパのコンテストみたいな感じで星を稼ぐ。そして毎ターン審査員から浴びせられる心無い言葉でメンタルを削られ、ゼロになるとリタイヤ。

言語バトルって奴か(違う)。

PSP版の化物語みたいな感じか(絶対違う)。

 

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NPがたまると宝具が使用可能。どの審査員を狙っても全員にポイントが入る。まだよく仕様がわからんが数字だけ見ても強いのでおそらく使い🉐。

 

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オーディションに合格するとテレビに出演し、ファンが増える。

 

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ファン人数に応じてランクが上昇する。何か行動する度に残り週数を消費し、2ヶ月ぐらいからなるシーズンごとに設定された目標ランクを達成することが目標らしい。

 

チュートリアルが終わったのでもちろんガチャを引かせてもらえる。

 

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……ほーう。

ほうほうほう。

リセマラが要りませんよ、と。運命とはなんぞや?

 

とは言えキャラを知らないし、かといって折角の機会を利用しないのも勿体無いので

「最高レアが出るまで」

というルールでぐるぐるしたいと思います。

 

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9番目のコ知ってるよ! 名前読めないけど! (調べました。てんかちゃん)

 

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ファイブカード。ポーカーなら優勝。

 

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虹色出た! 多分最高レア。

けど「S」ってことはサポートアイドルで、プロデュースは出来ないのよね。多分。

折角なので「プロデュースできる最高レア」と邂逅するまで回します。

 

 

 

 

 

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おっ?

 

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デデーン。

 

めぐるちゃん初めまして。これからよろしく!

 

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これにて撤退。金色のカード多いから良さげ。排出率知らないけど。

 

 

 

 

さて、一通り遊んだ感想は……と締めに入ろうと思ったけど、よく考えたらまだチュートリアルしか終わってない。ここで終えてはまたしつこく茶々丸に絡まれるに違いない。

 

 

 

もうちょっとだけ続くんじゃ。

 

 

ということでめぐるちゃんをプロデュースします。

 

 

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既視感。ループもの?

ところでみなさんは「デジャヴ」派ですか? それとも「デジャビュ」派ですか?

僕は「デジャヴュ」派です。心底どうでもいい。

さっきのように公園で少女を捕まえるとしよう。

 

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どうやら事前に話は通してあったらしい。

 

チュートリアルで学んだことを活かし、育成を進めていきます。

 

ふむ……オーディション難易度? 一番高いのは……なんやこれ、めっちゃファン増えるやん!!

 

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(画面右のメンタルゲージに注目)

あああああああ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!!

無理無理無理無理無理無理無理無理!!!

避けろ! かわせ!!

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堅実に、着々と行きましょう。

 

次のオーディションにて。

 

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意味わかりますか?

オレンジと紫の間の白い領域でバーを止めろっていわれてるんですよ???

出来るわけねえだろ!!!!(失敗した)

 

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とは言え難易度を下げたおかげかオーディションは無事通過。ファンが増えました。

 

その後も育成とオーディションを繰り返し、

 

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Cランクに到達。

 

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何やらイベント。少しの期間、消費体力が軽減されるらしい。

 

さて、今までのようにオーディション臨むわけですが、気がついたらめぐるちゃんとライバルたちの能力値がシャレにならないぐらい開いている。

どこで間違えたのか……わからんが、頑張れ! 避けろ! 目押しは任せろ!!

 

ぐにゃあああああああああ!!

 

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ぐにゃああぁああぁぁぁぁぁぁ

 

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ゲームオーヴァー、と。普通に悔しい。

 

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プロデュースが終わるとめぐるちゃんは「フェスアイドル」になった。別モードで使うらしい。

 

 

今回はここまで。

 

 

 

 

 

 

 

感想としては、意外なことに普通に楽しめた。もともと育成ゲームが好き、というのもあるかもしれない。

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というか最初に書いたじゃん。

「不特定多数の中のひとりになることが怖い」って。

ゲームやってて気づいたけど

俺プロデューサーじゃん。

不特定多数じゃないじゃん。

拒否反応が出なかったのはこれが理由に違いない。

もう少し続けてみようと思う。代償としてワールドフリッパーは消す。さらばだ。

 

あと曲もまだ全然聞き込んでないけど「なんとかのディスティネーション」から始まるやつは結構好き。誰かアルバム貸してください。

 

 

とまあ、アイドルに対する謎の抵抗が少し薄まったところで、おしまい。

長い&痛い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに「腕前以外でスコアが変わる音ゲーアレルギー」でもあるのでデレステはまた先になりそう。プータローごめんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

くろーずのクリスマス2019

 

 

 

 

 

 

だあああぁあああああああああっ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だだだだっ! だだだだっ!

 

 

 

だだだだだだだ嗚呼々々々々々々々々!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

んっ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポゥ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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🍷🎄メス🍷🎄

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんばんは。母の方針で四年前から家庭でのクリスマスが全廃されたにも関わらずその母から「メリークリスマス🎄」とのLINEを頂き「例の猫」の顔になっているくろーずです。

 

 

個人的に記事を書く時に一番詰まるのってこの導入部分なんですよ。だから今からアクション対魔忍をやります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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原作知らないんですけどね。知ってても大声では言いませんが。NTRってジャンルには死ぬまで縁がないと思ってます。まあ明日の自分の性癖なんて誰も知らないんですけど。

あとは⬇︎たまたま見かけた日焼けのコの画像がぶっ刺さったけどそのぐらいです。名前も知らない。

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そういえば「箱化」という不穏な単語もどっかで聞きました。怖いので検索してません。

 

とりあえずインストール

 

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よし、通れ!

 

データダウンロードが終わると3DCGのストーリーパートが始まりました。

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んんん……何がとは言いませんが上ふたりはくろーずの守備範囲というか許容範囲を余裕でオーバーフロー。3人目の日焼けちゃんも下限にしてはまだ大きい。何も聞かれていませんけど。

 

ムービーが終わると使用キャラを選びます。日焼けちゃんで。

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通信の相手は指揮官ことプレイヤーのようですが、表記が「俺」なのが斬新。ところでこれはどういうコスチュームなんだ

 

ゲームパートに切り替わりました。

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スマホでこういうアクションゲームをするのは初めてです。スーパーアーマーがよくわかりませんがあとは把握。

 

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ふむ。普通に気持ちよくアクションできます。爽快感はドラゴンズレアー(未プレイ)の3000倍ぐらい。近くの敵を自動的に狙ってくれるので攻撃連打で敵は死にますし、移動と回避を織り交ぜればシャキシャキした立ち回りができます。

ただカメラ操作が難しい。画面のボタンの無いところをスライドで視点を変えられるのですが、両親指が操作のために拘束されており、またくろーずのiPhoneにはLRボタンが搭載されていないため移動か攻撃を中断しなければなりません。モンハン持ちみたいにすればいいのだろうか。

ステージを進めるとスキルが解放されました。

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これが楽しい!

スキルはボタンタッチで即発動するタイプではなく、攻撃ボタンでコマンドを入力することで通常攻撃から派生します。画面ではひとつだけですが最大3つまで装備できるようなので、結構歯ごたえのあるアクションが楽しめそうです。ちなみにこの「雷撃波」は浮かせてジャンプしてボコボコにするスキルです。ニーアオートマタで見た。

 

一通りチュートリアルを終えるとお約束のアレです。ガチャです。

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「ガチャは対魔忍の隠語で、“臥者”の訛りから……要するに人材登用、物資確保を意味します。」

 

そうですか。

……そうなんですか?

 

よくわからんが回せと言われたので回します。

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ゴッドイーター2の「世界を拓く者」に刺さってそうな物体が出てきました。と思って念の為調べてみたら全然似てませんでした。カイバー

武器か素材でしょう。よくわかりません。追加で10連分もらったのでこのまま回します。

 

今度はキャラクターを3人獲得できました。

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んんん……まあ何も言うまい。

 

まあ一通り遊んだ感想はこんな感じです。アクションは遊び尽くしてないけど悪くなさそう、スキルの仕様はとても楽しい、乳がでかすぎる。最後のはインストールする前から知ってましたけど。

 

キャラのバストサイズって難しいですよね。頭の中に明確な基準があるわけではないんですけど、パッとみて「アリ」か「ナシ」かは出力できるつもりです。頼光がナシでパッションリップがアリなのでその出力機能もたぶん壊れてますけど。そのうちおっぱいの話だけする記事も書きたいですね。

 

以上、スマホゲーム「アクション対魔忍」プレイレビューでした。

スマホゲーを新しく始めるつもりはありませんが今回みたいに触りだけプレイして記事を書く、というのはやってみたいのでいいアプリあればコメントください。やるかどうかは機運次第ですが。

あと茶々丸シャニマスとプータローのデレステは知ってるから言わなくていい。