ピコピコハンガー

@close_226のディジタル排泄物

きゅーぽけ格付けチェック! 2020・2年の部

先日の部会にて、荷物をまとめ帰りのバスの時間を調べてたときのこと。

アンダーソンさんに突如胸倉を掴まれ(誇張ゼロ)、そのまま床に押し倒されました。

曰く、

 

ア「おいくろーず」

 

く「はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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かくして、くろーず(1年)がきゅーぽけ2年格付けチェックの運営に加わることが決定したのであります。

 

 

 

うひとりの運営のキム証さんと買い出しに行ったのち、会場であるあーすさん宅に集合しました。

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 左からないんさん、あーすさん、shinさん、アンダーソンさん、かってぃさん、バレルさん、Altoさん。

以上の7名が挑戦者です。

 

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司会・運営はキム証さん↑と、わたくしくろーずでお送りいたします。

 

 

 ちなみにランクの方は

 

一流きゅーぽけ員

普通きゅーぽけ員

二流きゅーぽけ員

三流きゅーぽけ員

そっくりさん

退部🤗

 

 

 となっております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1問:パン

やわらか仕込み(98円/斤) vs 名前忘れたけど高いパン(330円/斤)

価格比:約3.4倍

 

スタッフふたりは台所に隠れて準備中。

 

まずは開封する前に、袋越しに触れてみる。

キ「うわ、全然違う。こっち(高い方)のが断然やわらかい」

く「違いますね。食べなくてもわかる」

 

続いて開封

く「香りも全然違いますね」

キ「簡単すぎたかもね。これわかんなかったら流石にカス

く「カスですね」

 

 

 

実食。

キ「…………」

く「…………」

 

カス「……むずくね」

カス「わかんないです」

 

 

 

 

 

 

 

く「準備が出来ましたので、皆さん目隠しの準備をお願いします」

 

アイマスクは十分な数用意できなかったので、普通のマスク(メルカリにて1箱16万円で購入)を使用しました。

 

全員の口にAとB2種類のパン切れを突っ込んだところで、目隠し解除。

 

s「……俺これ98円でいいや」

ア「俺も98円でいい。いや、違いはわかったけど……なんか、両方うまかったw」

か「俺が好きなのはこっち、ってだけの話ね、選ぶのは」

あ「わかったわかった。わかったわかった」

 

キ「はい、じゃあ皆さん紙の準備はいいですか? せーのっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

な「B

あ「A

s「B

ア「B

か「B

バ「B

A「B

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ア「ひとりガイジがおるぞ!!!」

 

 

 

 

 

キ「じゃあ、ないんさんから順に選んだ理由をお願いします」

 

 

な「Aが、ちょっとパサパサしてた。で、Bはふんわりしてたやん。普段食ってるパンを考えたら、Aの方がそれに近いかなって」

 

ア「小麦のぉ……香りぃ(顔面GACKT)。……いや、本当にマジ風味違ったもんマジ。AもうまかったけどBはうまい上に風味が来た」

 

s「Bの方が、味が強かった。初めてパン食べたけど

 

か「Aの方は普段食べる食パンって感じ。Bは食感がもっちりしてた」

 

バ「感想は大体一緒かな。Bの方が柔らかかった」

 

A「食感よりは、匂いでBかなって思った」

 

 

 

キ「じゃあ……あーすさんどうぞ」

 

 

あ「……ちなみに、最初食った時『わかった』って言ったのは、A食った時『違うな、A安いな』って思った。けどなんかB食った時『あれ、これ固くね』って思って。あのね……安い食パン特有の小麦粉が固まった感じがしたわ」

 

ア「キム証もしかしてあーすの時だけギュッとして渡した?」

 

 

 

 

結果発表

キ「330円のパンは……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キ「Bでした!」

 

 

 

 

 

 

椅子から崩れ落ちるあーすさん。煽り倒すアンダーソンさん。知ってた、とばかりに微笑むかってぃさん。内心笑えないスタッフふたり。

 

 

 

 

 

 

 

キ「まずいパンうめぇな(もぐもぐ)」 

 

 

 

 

 

 

 

 現在の順位

一流きゅーぽけ員:ないん shin アンダーソン かってぃ バレル Alto

普通きゅーぽけ員:あーす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2問:チョコレート

トップバリュの板チョコ(68円/56g) vs リンドールミルクシングルス(450円/100g)

価格比:約3.7倍

 

まずは高い方を試食

キ「うめぇ」

く「これはわかるでしょ流石に」

キ「……いやうめぇ」

 

続いてトップバリュ

キ「そもそも味が違う」

く「ですね」

この時、二人ともチョコのその「形状」について全く考えていませんでした。

 

 

 

 

 

1問目と同様、視覚を奪い、チョコを与え、光あれ。

 

か「流石にわかったと思う」

あ「いやーわかりました」

ア「俺はそんな自信ないけどまあこれかなって。心中するならこいつかな、って」

s「アンダーソン逆だと思うよ」

ア「ちなみに俺これ(C)ね」

s「……Cかなぁ……」

 

 

キ「じゃあいっすか。いっせーのーで」

 

 

 

 

 

な「A

あ「A

s「A

ア「A

か「A

バ「A

A「B

 

 

 

 

あ「……(無言で立ち上がる)」

ア「待て待て待て! まだ確定してない」

 

キ「じゃあ、今度はバレルさんから」

 

バ「いや、ホントはA食った時に分かった。口どけが良くて、ミルク感があって。Bは後味が悪い。ニチャァってしてた。なんなら言うと、Bは形が板チョコだった」

 

か「Aは……味は2段階に変化した。Bは味もだし、形が安かった

 

s「単純に」

ア「ブリガロンのA」

s「違います。単純に、噛んだ後に液体が流れてきたからA。Bは永遠に固体だった」

 

ア「舌の上でぇ……小麦のぉ……

 

な「俺はいい。大体言われた」

 

あ「俺もいいです」

ア「いやお前のAlto煽りを聞かずにAltoに行けん」

あ「だってBは板チョコだよもう」

 

 

キ「じゃあ次、Altoさん。根拠を」

 

A「いや、根拠というか。AもBも甘いンゴねぇ、で満足してしまった、いやあマジか……」

ア「これだと◯◯◯(Altoさんのカノジョさん)のチョコも手作りか既製品かわかんねぇよなあ?」

あ「せっかくチョコ貰ってもわからんのよなあ」

(収録はヴァレンタイン前)

 

 

キ「いやあこれ逆転見たいなぁ」

か「これがカノジョいるといないの違いだ! みたいな?」

A「そうだよ」

キ「そうだねぇ」

な「まあカノジョいない男は自分で食ってるからな」

 

ア「正解は?」

 

キ「正解は……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キ「Aです!」

 

 

 

 

 

一同「まあまあまあ」

ア「Altoもう別れろ。バレンタイン前に。まさぞうと付き合え」

キ「いや、100パーセント硬さ違うけどそもそも千億パーセント形違うんよ」

ア「ちょ、箱見せて!」

 

持ってきた。

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く「高い方は確か輸入品です」

キ「ベルギーだったかな、確か」

ア「本場じゃんか」

あ「いやーベルギーの味したわ」

ア「んんん? きゅーぽけの下の方から声が聞こえるなあ」

キ「いやベルギーの味したなあ(スッ」

 

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く「あーすさん、スイスでした」

あ「…………」

ア「お前が一番面白いよ」

 

 

 

 現在の順位

一流きゅーぽけ員:ないん shin アンダーソン かってぃ バレル

普通きゅーぽけ員:あーす Alto

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3問:俳句

松尾芭蕉 vs くろーず vs キム証

 

くろーずは高校で「全国高校生俳句甲子園」の福岡大会優勝&全国大会出場を2年連続。

キム証さんは全くの未経験。

くろーずの句を選ぶと1ランク、キム証さんを選ぶと2ランクダウンです。

 

この問題は皆様も一緒にお考えください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A:独り夜や身に染み渡る雪時雨

B:二人見し雪は今年も降りけるか

C:初雪の夜やひとりの道長

 

ア「えええええええなんでわかんねえ」

バ「マジのやつ来た」

ア「……いやでもキム証のは分かった気がする。これで大ハズレは無いかな」

キ「いやー俺の選んだ奴マジ好きだなぁ!」

 

ア「そもそも芭蕉のランクがわかんねぇ」

キ「そりゃお前、日本が誇る松尾芭蕉よ!?」

ア「だってほら、芸術って突き抜けるともうわけわかんないじゃん」

く「書道とかですね」

s「決めたわ」

 

キ「じゃあ、準備いいですか」

ア「二人のがわからんでも芭蕉だけ分かればいいんよね? ……でも俺くろーずキッズだからなあ」

あ「いや俺は松尾芭蕉キッズだから」

ア「じゃあ1発で分かれや!」 

s「そんなら俺くろーずの親やからな。産んだからな」

あ「キツいっす」

ア「こう、ケツからブリブリブリガロン、って産んでね」

く「僕それ言おうとして汚いからやめたんですけど」

s「俺は汚いと思ってないからな。神聖なものとして言ってるからな」

 

 

キ「いいですか?」

ア「あああああ運だけ芭蕉! 頼む!」

キ「せーの、」

 

 

 

 

な「C

あ「A

s「C

ア「B

か「C

バ「C

A「C

 

 

 

 

な「えっとね……Cなんすけど、まず最初に『違うな』って思ったのは、五七五の七の『夜やひとりの』ってところで……なんか、いきなりそれ入れるのって難しくない? 結構なチャレンジャー精神があるじゃん。で、キム証とかくろーずがいきなりそんなこと言い出すのは流石に……と思った。あと、動詞が無い」

 

か「自分もC……だけど、三人とも分かると思うんよね。Cはまあなんか『夜やひとりの』がレベル高いな、って。Bは『今年も』って部分が現代的というか、松尾芭蕉の時代にそういう言葉を使うんかなあ」

キ「なるほどね。ちなみにかってぃ、Aはなんで違うん?」

か「Aはキム証だと思った」

ア「俺もAはキムだと思う」

 

あ「……Aは違うと……(消え入るような声)」

キ「え? じゃああーす、どうぞ」

あ「いや……俺終わったわ」

キ「あれええええ?」

ア「納得すんな! ディベートをするんだよ!」

あ「いや……Aはかっこいいっす。雪時雨かっこいいっす。情景を思い浮かべたんだよ。Aが一番、しみじみと想像できた。降ってるのがわかりました。Bは無いっす。『今年も』が今風で、学生っぽい」

キ「はいはい、俺が調子乗って『「し」とか知っとるから入れたろ』ってしたみたいなね。……『し』って何だっけ。『き』の連体形? 連用形?」

ア「ひ・い・き・に・み・ゐ・る、だろ」

キ「なんでこいつ覚えとん」

ア「三年間やりましたから」

あ「まあ、そんな感じ。Bは一年間古文やって高校卒業した人が『知っとること入れたろ』って書いた感じ。AとCで迷って僕はAにしました」

 

バ「Cが芭蕉で、Bかキムで、Aがくろーずだと思った。Bの『降りけるか』は何か違和感がある。『今年も』もそうなんやけど。あと、A『独り夜』C『ひとり』なのにBだけ『二人』なんよ。こいつリア充やな、そういう雰囲気出したがるやつやな、って。で、芭蕉くろーずキムで見たら、芭蕉くろーずが陰キャかな。だからBがキム証。で、AとCだと、『雪時雨』はめっちゃくろーずが使いそう」

 

s「まずBは違うと思う。もっと言葉短縮して言えることがありそうだな、って。それとやっぱり『今年も』が言葉が新しいな。Aは『雪時雨』は芭蕉が使わなそう。Cは……ここで『や』を入れるのはやっぱ強いと思う。でもAもありそうやなあ……」

 

ア「えっとね……おしゃれポイントの話していい? Aのおしゃれポイントは多分『雪時雨』じゃん。で、雪時雨をおしゃれポイントにするのは多分キム証なんよ。それで、Bのおしゃれポイントは多分『二人見し』なんよ。これは置いといて、Cのおしゃれポイントわからん! ……いや、でもAは絶対キムだと思ったからいいかな。2ランクダウンじゃねぇならいいや」

 

A「みんな言ってたけど、Cの『夜や』が……こう、句の最後じゃなくて途中に『や』を入れるのが、ね。Bは『こういう感じにしよう』って決めた後に、文字数を合わせたような感じがする。Aは……めっちゃくろーずっぽい。最初の『独り夜や』とか、最後『雪時雨』で止めとるところとか、その辺がすごく『高校やって来てました』感がある」

 

 

 

 

 

キ「では……正解発表。まずは……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キ「松尾芭蕉の俳句は……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後編に続く