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Secret × Rose 最速要約&攻略&ちょっとだけ考察

f:id:close226:20200401005102p:plain 4月1日。あいつもこいつもどこそこかしこでエイプリルフールですし、聖杯探索系RPGの方ではどんな出オチが待っているのか全裸待機でしたが、シャニマスの方は無料ガチャのことで頭がいっぱい、エイプリルフールネタなど全く警戒しておらず、慌ててもう一皮脱ぐことになった次第です。全身のヒリヒリに耐えながらこれを執筆してます。

 

 "Secret × Rose"は、選択肢で展開が変わる全年齢対象学園ADVです。どこかで聞いたことある名前の女子校で、どこかで見たことある女の子たちと、どこか覚えのある口調の新人教師が、とある事件に巻き込まれるというお話。

 普段のコミュと比べると分岐がかなり多数&複雑で、かつ物語にも謎が多く、数回プレイするだけではその全貌を把握することはできません。(でした。僕は。)

 

 というわけで、今回はこの"Secret × Rose"の攻略および考察をしていきます。

 ページ内リンクの使い方がわからないので、悪りィが、こっから先は一方通行です。

 

 以下ネタバレ注意 未プレイの方はガーキャンブラウザバック推奨

 

 

 

 また、人力かつ限りある時間での検証なので、情報に間違いや不足があるかもしれませんが、指摘があった場合は「今日が何月何日かご存知ない?」との逆ギレで反撃するので対戦よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

シナリオA「門の中にて」(前半)

 

 カウンセラーとして、新しく283女学院に勤めることになった主人公。初めて学院を訪れますが、どうやら女生徒たちに避けられているようです。

(選択肢1)

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 この選択肢はどれを選んでも、直後に出会う生徒が変化するのみで、シナリオは分岐しません。

 

 

・選択肢1で左を選んだ場合

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 主人公の大声に驚いた結華という生徒に出会います。他の生徒と違い、親しげに話をしてくれる結華。そのことについて彼女に訊ねると、

「……あー、そういうことか」

「この学院は女の子ばっかりだからね」

「男の先生なんて珍しいから、きっと戸惑ってるんだよ」

とのこと。

 

 

・選択肢1で中央を選んだ場合

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 学校に関する資料を貰っていないことに気づく主人公。カウンセラー室への行き方がわからず困っていると、めぐるという生徒が声をかけられます。

 朗らかな彼女に案内してもらえることになりましたが、主人公が新しくカウンセラーとして赴任したことを話すと、途端に様子が変わります。

め「えっ、カウンセラーの先生……!?」

主「ああ、よかったら気軽に訪ねてくれ」

め「う……うん。遊びにいくね……!」

 そういうと彼女は早々に案内を切り上げ、最後に一言だけ言い残し、足早に去っていきました。

「……先生! その……気をつけてーー!」

 

 

・選択肢1で右を選んだ場合

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 生徒たちの様子について考え込んでいると、往来の邪魔になっていることを冬優子という生徒に咎められます。新任のスクールカウンセラーであることを告げると、彼女は生徒たちの不安げな振る舞いに納得する。何も知らない主人公が説明を求めると、冬優子は学院の生徒たちに伝わるふたつの「ルール」を述べました。

「ひとつめは、男性教諭に不用意に近づかないこと」

「二つめは、終業式が終わるまで敷地の外に出ないこと」

 冬優子の去り際、主人公は思い出したように道を訪ねます。冬優子は溜息混じりながら、カウンセラー室の場所を教えてくれました。

 

 

 

 

 

・シナリオA「門の中にて」(後半)

選択肢1でどれを選んでも、シナリオA(後半)の内容に変化はありません。

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 カウンセラー室に入ると、はづきという教師が待っていました。到着が遅いので心配していたようです。生徒と話していたことを告げると、はづき先生は

「もう生徒のみなさんと仲良くなれたんですね♪」

「これから、もっと色々なお話をしてあげてください」

と、嬉しげな様子。

その後、はづき先生から仕事内容の説明がありました。

 

 

 

 

 

シナリオB「カウンセラー室にて」

 赴任から数週間が経過しましたが、その間にカウンセラー室を訪れた生徒はひとりもいませんでした。

 時間を持て余した主人公は、これからの行動に思いを巡らせます。

(選択肢2)

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・選択肢2で左を選んだ場合

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 デスクワークに一段落ついたころ、甘奈という生徒がカウンセラー室を訪ねてきました。

 話を聞くと、甜花という双子の姉のことで悩んでいるという。

「元気がないっていうとちょっと違うんだけど……」

「なんか変な感じがするんだ……」

 うまく説明できないが、どこか違和感を覚えているらしい。説明は要領を得ませんが、甘奈の真剣な表情から、主人公は彼女の話を信じることを決めます。

 甜花の様子が変わったきっかけについて訊ねると、以前甜花は授業中の居眠りが原因で「懺悔室」に連れて行かれたことがあり、それが関係しているかもしれない、とのこと。さらに甘菜は、校内新聞でも「懺悔室」の妙な噂を見かけたと言います。

 ここで主人公は……

(選択肢3「Juliet × Root」)

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選択肢3で左を選んだ場合…ユニットED「愛らしい少女たち」へ

選択肢3で右を選んだ場合…ユニットED「仲間たる少女たち」へ

 

 

 

 

 

・選択肢2で中央を選んだ場合

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 いつものように部屋で待っていると、果穂という生徒が入って来ました。麦茶を淹れて話を聞くと、消えてしまった友達を探して欲しい、とのこと。

 果穂は演劇部に入っており、今は学院の伝統である「ロミオとジュリエット」の準備をしているといいます。そんな中、部の小道具担当の生徒が突然学校に来なくなったそうです。

 主人公は果穂に、ひとつの提案をします。それは……

(選択肢4「Romeo × Root」)

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選択肢4で左を選んだ場合…ユニットED「賑やかな少女たち」へ

選択肢4で右を選んだ場合…ユニットED「仲良しの少女たち」へ

 

 

・選択肢2で右を選んだ場合

 気分転換。さて、何をしようか……

(選択肢5)

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選択肢5で左を選んだ場合…ユニットED「鋭角なる少女たち」へ

選択肢5で右を選んだ場合…シナリオC「同僚と教師と」へ

 

 

 

 

 

 

 

 

・ユニットED「愛らしい少女たち」

 

 甜花と話をしたい、というと甘奈は賛成し、教室に案内してくれます。

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甜「そ、その人は……?」

甘「安心して、甜花ちゃん。センセーはきっと大丈夫だから」

甜「う、うん…………」

 何やら不安げな甜花ですが、甘菜が改めてお互いを紹介してくれました。少し言葉を交わしたところ、少し引っ込み思案のようですが他に気になる所は特にありません。

 その後、再び甘奈とふたりになります。違和感は無かったと告げますが、甘奈はまだ納得の行かない様子。

 すると突然、甘奈は「先輩」に話を聞くことを提案します。手を引かれてやって来たのは、手芸部の部室。

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 千雪サンおいくつでしたっけ……?

 手芸部の先輩である千雪も、最近の甜花の様子には「ちょっとした違和感」を覚えていたそうです。また甘奈曰く「よく似た別の誰かになっちゃったみたい」とのこと。

 しかし、そんな話を続けていると、なんと部室に甜花が入って来ました。甘奈たちの会話も聞こえていたと言います。

 甜菜が言うには、

「あ、あのね……」

「甜花、みんなに迷惑かけてばっかりだから……」

「ちゃんとしなきゃって、がんばってみたんだけど」

「なーちゃんを心配させちゃったみたいで……」

「ごめんね……」

とのこと。甘奈も疑いを持ったことを謝り、仲直り。

 特に何をしたわけでもありませんが、主人公が話を聞いたおかげで3人の間のモヤモヤは解消したようです。

 せっかく部員が揃ったので、お茶でもどうかと千雪が提案します。すると甜花が「みんなのために何かしたい」と、自分がお茶を煎れることを申し出ました。

 出て来たのはローズティー。甜花は、はづき先生から美味しいお茶を貰っていたそうです。

 良い香りが室内に充満しますが、主人公はなぜか胸騒ぎを覚えます。

 すると、甜花が主人公の異変に気づきました。

(選択肢6)

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・選択肢6で左を選んだ場合

主「少し冷ましてからいただくよ」

甜「そっか……。でも……あとで、絶対飲んでね……!」

主「ああ、もちろんだ!」

 甘菜と千雪は、既にローズティーを美味しく味わっていました。するとそのふたりまで、ローズティーの口をつけない主人公を急かして来ます。

 冷ましてあとで飲む、と誤魔化し続けますが、三人の様子は明らかに普通ではありません。

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甘「早く飲んで……飲んでくれないなら……」

千「飲ませてあげる……熱々の……ローズティーを……たくさん……」

甜「めしあがれ……」

 

 

 

 

 

・選択肢6で中央を選んだ場合

 3人で美味しくローズティーをいただきます。香りはしっかりしており、味も飲みやすい。甘奈にクッキーを、甜花におかわりを勧められ、ローズティーの味と温もりを感じながら、主人公の意識は次第に薄れていった。

甘「えへへ……やっと捕まえた……」

甜「もう……離さない……」

千「ええ……ずっと一緒、ですよ……ふふ」

 

 

 

 

 

 

・選択肢6で右を選んだ場合

 そろそろ戻らなければならない時間だ、と告げます。三人は残念そうでしたが、また今度、と見送ってくれました。

 後日、主人公が手芸部の部室を訪れると、大崎姉妹が待っていました。ふたりとも元気そうで何よりです。甜花の様子がおかしい、というのも勘違いで良かった、と言うと、

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 ふたりとも、以前の件を全く覚えていませんでした。嘘をついたり、からかっている様子もありません。

 適当に誤魔化して、部室を後にしました。

 以来、主人公は大崎姉妹にはなんとなく近づく気になりません……。

 

 

 

 

 

 

・ユニットED「仲間たる少女たち」

 主人公は懺悔室を調べることに。校内新聞の見出しには

『恐怖! 懺悔室で行われていた拷問!?』
とあります。新聞部に話を聞きに行くことにしました。

 部室に入ると、初日の朝に出会った結華を含む、五人の生徒がいました。

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 懺悔室について訊ねますが、彼女たちも実際の懺悔室を見たことはなく、新聞の記事はあくまで噂をまとめただけだと言います。

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 生徒が出入りするのは素行不良の罰を受けるときだけで、そのときでさえ目隠しをされるそうです。

 主人公は少し迷いましたが、やがて校内を見て回るためにはづき先生から借りていたマスターキーを取り出しました。

 主人公は真相解明のため、新聞部は新聞のネタのため、6人で懺悔室に忍び込むことになりました。

 室内を調べると、恋鐘が隠し通路を発見します。奥に続いてそうですが、暗さで何も見えません。

 主人公は……

(選択肢7)

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・選択肢7で左を選んだ場合

 何があるかわからないので、主人公は先にひとりで様子を見てくることにします。何かあったら大声をだす、と言って進むと、通路の奥にさらに扉が。鍵は掛かっておらず、開けた先の部屋には机と椅子と、そして窓のところには枯れてボロボロになった薔薇の花がありました。

 すると主人公に異変が。自分の顔が、いつの間にか濡れていることにーー自分が、いつの間にか泣いていることに気づきました。

 そこで、主人公は人の気配を感じます。呼びかけましたが、返事は無く……

 

 

 後日。刷り上がった新しい新聞を持った結華が、部室に入ってきました。

 見出しは『懺悔室の失踪事件』。

 

 

 

 

・選択肢7で中央を選んだ場合

 気をつけながら、6人で調査を続けることに。

 少し進むと、奥から甘い香りが漂ってきました。

 さらに進むと扉がありました。開けて部屋に入ります。

 中には机と椅子と、錆びついた謎の道具。

 嫌な予感がした主人公は、引き返すことを提案しますが……

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 咲耶の様子が変です。「もちろん一緒だよ」と返事をしますが、他の生徒たちも次々と意味不明な言葉を紡ぎ始めました。

霧「ふふっ……そうよね」

摩「この部屋に迎えにきてくれるって……約束だったもの」

咲「ああ……嬉しい……!」

恋「今度は一緒……」

結「そう……ずっと、ずっと一緒にいるの……」

恋「あなたは……私だけの……」

 

そして最後に、扉の閉まる音。

 

 

 

 

 

・選択肢7で右を選んだ場合

 5人には待っていてもらい、その間にはづき先生を探しますが、他の用事で出ているのか見当たりません。仕方なく戻ってきたのですが、今度は5人の姿が忽然と消えていました。通路の奥まで探しても見当たりません。

 数日経っても、生徒たちが帰ってくる気配はありません。そしてあの日以来、はづき先生も姿を消してしまいました。主人公は、みんなを見つけ出す手がかりがあると信じ、古い文献を読み漁ります。

 

 

 

 

 

・ユニットED「賑やかな少女たち」

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 話を聞こうと訪れた部室は練習の真っ最中でした。姿を消した生徒は、特に悩んでいる様子もなかったそうです。

 話が劇の内容に触れると、樹里がある噂を教えてくれました。曰く、

「昔、同じような悲劇がこの学院であったらしい」

とのこと。また千代子が言うには、最近学院で失踪事件が相次いでいるそうです。謎は深まりますが、公演が近いので忙しいとのこと。その日はそこで切り上げます。

 後日、改めて部室を訪れようとすると、慌てた様子の果穂が飛び出してきました。

 話を聞くと、なんと千代子が消えてしまったといいます。

 樹里は、ある「噂」が本当ではないかと疑います。夏葉は否定しますが、千代子が消えたタイミングが主人公の来訪と近いことを指摘されると、言葉に詰まってしまいました。

 主人公は……(選択肢8)

 

 

選択肢8で左を選んだ場合

 1週間かけて学院中を調査しましたが、何の成果も得られませんでした。

 もしかしたらひょっこり戻っているかもしれない、と部室を訪れますが、部員は誰もいませんでした。そこへ、はづき先生が通りかかります。

は「先生? この教室に何かご用ですか〜?」

主「演劇部の子たちにちょっと話したいことがありまして……今日はみんな休みですか?」

は「え? ええと……」

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選択肢8で中央を選んだ場合

 樹里の言う「噂」とは「男性と親しくなると消えてしまう」というものでした。昔、学院内で恋に落ちながらも、恋愛禁止の規則のため引き裂かれた一組の男女の想いが、未だに学院に残り生徒を消して回っているのではないか、とも。

 すると突然、果穂が叫びます。外に千代子がいたと言うのです。慌てて部員たちが追いかけます。

 少し遅れて主人公も追いつきますが、なんと樹里まで消えてしまったとのこと。

主「……手分けして探そう」

 捜索を続けるうち、今度は夏葉が姿を消します。

主「もう一度……もう一度全部見て回ろう」

 消えた生徒は見つからないまま、ついには果穂がいなくなってしまいました。

 パニックになった凛世は、主人公の制止を振り切って走り出します。途方に暮れたまま校舎に入った凛世に、何者かが襲い掛かります。凛世が意識を失う直前、ようやく振り絞った言葉は

「どうして……こんなことを……う…………せん……せぇ……」

 

 

 主人公は、気がつくと校舎にいました。足元には凛世が倒れています。

(まさか、俺がやったのか……?)

(ダメだ……何も……思い出せない……)

(でもこれで……)

(彼女は……僕のものーー)

 

 

 

 

 

 

選択肢8で右を選んだ場合

  事態が事態なので警察への通報を提案しますが、なんと学院内にはネット環境どころか電話すら無く、外部への連絡が不可能でした。それなら警察署に直接行けばいいと言いますが、学院には「終業式まで外に出てはならない」との取り決めがありました。主人公もそのことは知っていましたが、そんなことを言っている場合ではない、と、止める彼女らに構わず走り出します。

 しかし不可解な現象が主人公を襲います。何度校門を走り抜けても、すぐに目の前に校門が現れるのです。どれだけ走っても校舎から出られません。やがて意識が遠のき、目の前が真っ暗になりました。

 

 

 

 

 

 

 

・ユニットED「仲良しの少女たち」

 生徒失踪の件について、自分の方でも調べてみることにします。部活に戻る果穂と入れ替わりで3人の生徒が入って来ました。

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  初日の朝道を教えてくれためぐると、その友人ふたりでした。

 彼女たちが言うには、この学院で起こる失踪は事件や家出でなく、『懺悔室のジュリエット』のせいだそうです。

 主人公は懺悔室を調べようとしますが、噂を恐る彼女たちは反対します。しかし、みんなを安心させるためだと説明すると、何もしないではいられない、と、3人もついて来てくれることになりました。

(きっと怖いだろうに……俺のために付き添ってくれるなんて……)

(ーー抱きしめたくなるなーー)

 

 懺悔室の前に来ましたが、鍵が掛かっています。職員室で鍵を探しますが、見当たりません。

 そこへ、はづき先生がやって来ました。曰く、懺悔室は普段立ち入り禁止になっており、鍵は別の場所で厳重に管理されているとのこと。落胆する主人公を見ると、はづき先生は「内緒ですよ」と言って、なんと懺悔室の鍵を取り出して渡してくれました。

 

 懺悔室に戻り、解錠。中に入ります。何があるか分からないので主人公はひとりで進もうとしますが、3人とも引き下がりません。

め「ううん、一緒に行くよ! 先生はわたしたちのために働いてくれてるんだもん!」

真「うん……っ、私たちも先生の力になりたいですっ」

灯「私もふたりと同じです。行くなら全員で行きましょう」

  主人公は……(選択肢9)

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選択肢9で左を選んだ場合 

めぐるたちの思いを受け止めながらも、生徒にケガをさせるわけにはいかない、とひとりで進みます。

中を調べていると、突然物が落ちるような音が響きました。戻ろうとしますが、ドアノブが動きません。やがて身動きさえ取れなくなります。背後に人の気配を感じます。その何者かの声を聞きながら、主人公は意識を失います。

「……す………せん……」

「…………ぎせ………………ために…………」

「…………」

「ーーごめんなさい」

 

 

 

 

 

選択肢9で中央を選んだ場合

 感動のあまり、3人を抱きしめる主人公。感謝の言葉を繰り返しながら、腕の力はどんどん強くなっていきます。

灯「せ、先生……痛いです………!」

真「は、離してください……っ」

主「いいや……離さない」

主「ーーもう離さないよ、ジュリエット」

 

 

 休み時間。生徒3人と信任教師が同時に失踪した事件について語る女子たち。噂の真偽。はづき先生の沈黙。

 

 

 

 

 

 

 

選択肢9で右を選んだ場合 

 3人の思いに感謝し、気をつけながら4人で進みます。懺悔室の中を調べましたが、特に何も見つかりません。戻ろうとすると、真乃が異変に気づきました。扉を開けて部屋に入った時は薔薇の香りがしたのに、今はしなくなったといいます。

 

 懺悔室を調べてからしばらく経ったが、失踪事件について進展は無かった。みんな不安そうにしているが、何か自分にできることはないだろうか。そんなことを考えていると、仕事の話ではづき先生に呼ばれました。返事をして、向かいます。

 

 

 

 

 

・ユニットED「鋭角なる少女たち」

 気分転換に散歩に出ると、道にうずくまっている生徒を見つけます。

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 話を聞くと、具合が悪いわけではなく、足元に咲いている薔薇を見ていたそうです。主人公も、似たような薔薇を学院のあちこちで見たことがありました。あさひが言うには、学院の薔薇は誰も世話をしていないにも関わらず一年中咲いているそうです。

 あさひと話し込んでいると、初日の朝に話をした冬優子がやって来ました。男性である主人公があさひと関わっていたことを責められます。

 冬優子と一緒に来た愛依と言う生徒がフォローを入れてくれました。

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 事情を説明し、冬優子の許しを得たところで、授業が始まる時刻に。生徒たちは教室に向かい、主人公も校舎に戻ります。

 夕方、昼と同じ場所に行ってみると、またしてもあさひと出会いました。昼と同じように薔薇を見ていたのですが、あさひはおかしなことを言います。

「先生、先生! これ、今、生えて来たっすよ!」

 信じられずに薔薇を見る主人公。するとあさひは「触っちゃダメ」と警告する。「学園の大事な薔薇を傷つけちゃいけないよな」と返すと「そういうことじゃないっすけど……」とのこと

 すると、冬優子が鬼の形相で飛んでくる。あさひと話していたことを責められるが、冬優子の足元に、先ほどまで無かった薔薇が咲いていました。

 不可解な現象に、主人公は……(選択肢10)

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選択肢10で左を選んだ場合 

 歴史的発見を動画に収めるため、カメラを取って来る主人公。薔薇の場所に戻ると、3人の姿はありませんでした。飽きて帰ってしまったのでしょうか。仕方なく自分だけで撮影を開始します。

 足下を見ると、さっきまで無かった薔薇が1本、2本ーー3本……。

 

 

 

 

 

 

 

選択肢10で中央を選んだ場合 

 あさひには悪いが、どうしても薔薇が気になる主人公。試しにひとつ摘んでみる。

 すると3人が自分を見る目がおかしい。不思議に思って視線を落とすと、足元が真っ赤になっていた。薔薇の花が溶け、水たまりのようになっている。

 あさひが急いで他の先生を呼んできた。すると冬優子の様子までおかしい。冬優子は笑いながら、

「咲いた……咲いたわよ……綺麗な……薔薇……」

 

 

 

 

 

選択肢10で右を選んだ場合 

 嫌な予感を信じ、今日見たことを忘れることにする4人。

 数日後、あさひと朝の挨拶を交わす主人公。他愛のない話で盛り上がっていると、あさひがまた新しく咲いた薔薇に気づく。

 主人公も気がかりではあるが、一度決めたこと。忘れるようにあさひに念押しし、仕事に取り組むのであった。

 

 

 

 

 

シナリオC「同僚の教師と」

 気分転換に掃除をすることにします。考え事をしながら埃を拭いていると、はづき先生が遊びに来ました。いつの間にか昼休みになっていたようです。はづき先生は美味しいお茶を持って来たと言います。お言葉に甘えて淹れてもらうことにしました。

 ふと、はづきさんが質問します。

「ちなみに、先生はお好きなお茶とかありますか?」

 答えは……(選択肢11)

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選択肢10で左を選んだ場合 

 ほうじ茶が好きと答えると、はづき先生は嬉しそうに答える。持って来たのはほうじ茶だったそうだ。

 はづき先生が淹れてくれた美味しいほうじ茶で一息つき、午後の仕事に向けて気合いを入れるのだった。

 

 

 

 

選択肢10で右を選んだ場合

 ローズティーが好きと答えると、はづき先生は嬉しそうに答える。持って来たのはローズティーだったそうだ。それも「とっておき」の。

 淹れてもれったローズティーを前にする。良い香りだと伝えると、はづき先生はまた「とっておき」を強調する。

 味も良い。美味しいが、口をつけた途端にめまいに襲われる。視界に入るはづき先生の申し訳なさそうな顔。

「本当にすみません、先生……」

「でも、先生も悪いんですよ〜? せっかく思い留まっていたのに……」

 そして悪戯っぽい笑顔で、

「『ローズティー』なんて言われたら、実行せざるを得ないじゃないですか」

「では、ゆっくりとーー」

「ーーお休みなさい、先生」

 

 

 

 頭痛と共に目を覚ます主人公。

(まっくらだ、今、何時……?)

(ここはどこだ……?)

(俺は……)

(俺って誰だ……?)

(僕…………そうだ、僕の……)

(ジュリエット……)

 

(選択肢12「Secret × Root」)

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イルミネーションスターズを選んだ場合……シークレット「Secret × Besties」へ

アンティーカを選んだ場合……シークレット「Secret × Company」へ

放課後クライマックスガールズを選んだ場合……シークレット「Secret × Full power」へ

アルストロメリアを選んだ場合……シークレット「Secret × Fragrance」へ

ストレイライトを選んだ場合……シークレット「Secret × Not round」へ

 

 

 

 どれを選んでも、その中でさらにひとりの名前を選び、以下に進みます。

 

女「『ーーああ、約束だ』」

女「『必ず、君を迎えに行くよ』」

女「『窓辺に薔薇を一輪、置いておいて』」

女「『僕はそれを目印にーー……』」

女「…………」

男「君……は……」

女「あぁ……やっと逢えた……この時を、ずっと待ちわびていたの……」

男「あぁ……僕もだよ……この瞬間が来るのを、なんども夢見ていた……」

女「……ねぇ、どうして私を置いていってしまったの?」

男「そんな、先に行ってしまったのは君の方で……」

女「あなたのいない人生なんて、私にはなんの価値もない……ーーわかるでしょう?」

男「…………」

男女「ふふっ……」

男「……僕たちはずっと勘違いしていたのかもしれないな」

女「ええ……でも、それも今日まで……」

女「これからの時間はずっとずっと……」

男「ああ、共に彼方へと行こう……」

女「はい……あなたと一緒に……」

 

 

 

・シークレットED「窓辺にて」

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何かを見届けた様子のはづき先生 

「これで……きっともう、誰も犠牲にならずに済みます」

「先生……本当に……ごめんなさい……」

「ありがとう……」

 

 

 女生徒の噂話。新しいカウンセラーの先生が学院に来るといいます。前任者の男の先生が、また行方不明になって戻ってこなかったからです。

 思えば、その先生の失踪以降は生徒が消えたという話を聞きません。

 そこを通りかかるはづき先生。

 質問する女生徒

「ーーそういえば先生、どうして薔薇、なくなってしまったんですか?」

 知らない、とだけ返すはづき先生。

 別れの挨拶をして、生徒たちは寮に向かいます。

 開けっ放しの窓に気づき、近くはづき先生。

 窓際には薔薇が置いてあり、

「ーー迎えに来たよ」

 

 

 

 

 

 

 要約終わり! 7時間ぶっ通しで10000字以上書きました。今日バイトで〜す。

 

 

 

 

 

 

 

 

考察(妄想含む)

 続いて考察に入りますが、謎が多いのと僕が眠いので満足な考察が出来ないかもしれません。あとで追記する感じで。誰が見に来るんだ。

 

 

・学院の昔の事件

ラストの男女の会話や、放クラ√の樹里たちの説明から、以下推測。

・昔、学院内で女生徒と男性教師が恋に落ちた。

・学院が恋愛禁止だったため、関係が周囲に知られたふたりは引き裂かれる。

・女生徒は懺悔室に入れられた。(反省が見られない、などの理由からか)長期に渡って閉じ込められる。

・タイミングは不明だが、ふたりが言葉を交わせる段階で、男性教師は「必ず迎えに行くから、薔薇の花を目印に置いておいてくれ」との約束を交わす。

・男性教師の処分は不明だが、どうあれ懺悔室に近づくことは出来なかった。

・薔薇の花を窓際に置き男性教師を待っていたが、やがて待つことに耐えきれず、女生徒は自殺した。(「あなたのいない人生なんて、私にはなんの価値もない」)

・女生徒の死を知り、男性教師も後追い自殺

 

以下、便宜上、男性教師をロミオ、女生徒をジュリエットと呼称。

 

 

 

薔薇について

薔薇についての描写

・アンティーカ√、イルスタ√における、懺悔室の枯れた薔薇。匂いあり(途中で消える?)。

・ストライ√における「新しく生える薔薇」。傷つけると赤い液体が広がる。主人公はどうなったか不明。冬優子にはジュリエットが憑依した。カメラを取りに戻った分岐では、あさひ達3人が薔薇に変化したと考えられる。

・シークレットEDにおいて、薔薇は学院から消えた。しかし、はづき先生が窓際で薔薇を発見。はづき先生がどうなったかは明確にはわからないが、死や失踪を連想させる演出。

 

ローズティーについての描写

アルストロメリア√にて、甜花が淹れた。葉ははづき先生から。飲んだ主人公は気を失い、生徒にはジュリエットが憑依。

・シナリオCにて、はづき先生が淹れた。飲んだ主人公は気を失い、ロミオが憑依。

 

 

 

 

 

 ローズティーは学院の薔薇から作られたものだろうが、薔薇の正体がわからない。憑依するのがロミオかジュリエットどっちかだけならまだわかるけど、どっちもある。

 

 

 

 

気づいたこと・思ったこと箇条書き

・放クラ√のひとりずつ消えていく分岐にて、手分けして探すことを提案しているのは主人公なので、この時点で主人公はロミオに憑依されていると考えられる。

・放クラ√の通報分岐で、校門から出られなかった現象。ロミオを校外に出さないためのジュリエットの呪い?

 

 

 

 いやーわからん。ご意見募集します。誤字チェックしません。追記します。おやすみ

 あとタイトルにある「最速」ですが最速なら最速でいいし最速じゃなくてもエイプリルフールなので最速と言えるのです。まだ午前。おやすみ!